栗原市長 佐藤 智
◆買い物支援スタート
9月19日(火曜日)、栗原市障害者就労支援センターによる移動販売車「くりはらグルット」の運行が開始されました。
物流網が整備された現代は、身近なお店でさまざまな商品を購入できます。しかし、人口減少や商業環境の変化などにより身近なお店が閉店してしまい、買い物に不便をきたしている地域が、都市部も含めて全国で増加しているといわれています。ここ栗原でも、買い物支援は今後の大きな課題となりつつあります。
「くりはらグルット」は、この課題の解決に向けて動き出した事業で、実施に当たっては、福祉関係者や地元住民の皆さまから多くのご意見をうかがいながら実現に至りました。人気の商品は、刺身、総菜、パンだそうです。移動販売車の周りに集まった皆さんは、新鮮で美味しい食材を購入できる便利さに加え、近所の皆さんと顔を合わせて「話しかだり」が楽しめることを喜んでおられるようです。
多くの皆さまの情熱と努力を原動力に走る「くりはらグルット」が、地域に根差した事業になり、たくさんの希望と笑顔を創り出すものとなっていただければと思います。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>