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【特集】生まれ変わる地域公共交通~暮らしに寄り添う移動手段であるために~(2)

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宮城県栗原市 クリエイティブ・コモンズ

■タクシー利用助成事業とは
タクシー利用助成事業は、事前に利用登録を行った人が居住地区(旧町村)内や、地区(旧町村)間の移動でタクシーを利用した際に利用することができる、乗合デマンド交通に代わる新たな地域公共交通です。
唯一、地域公共交通が提供できていなかった栗駒耕英地区は、本助成事業の開始によって解消されました。
花山地区は、これまでの乗合デマンド交通を地区内のみ運行を継続しますが、地区外への移動には、市民バスの他、本助成事業を利用することができます。
対象:市内に住所がある人
助成対象時間:午前7時から午後7時まで
運賃(自己負担額):
・居住地区(旧町村)内の移動…500円
・地区(旧町村)間の移動…運賃の半額(100円未満切り捨て)
※1回当たりの助成上限額は、3千円で、利用者負担の最低額は500円です。
助成回数:1カ月当たり、8枚のタクシー利用券を交付します。
利用登録:タクシー利用助成事業の利用には、事前登録が必要です。
各総合支所市民サービス課、市民協働課、市ウェブサイトで配布している申請書に必要事項を記入の上、各総合支所市民サービス課または、市民協働課に提出してください。
※乗合デマンド交通の利用登録を行っている人は、申請不要です。
登録料:無料

■運転免許自主返納者への支援
運転免許を自主返納してから1年以内に交付申請を行った人に対して、市民バスを1年間無料で利用できる「無料乗車証」を交付します。
また、運転免許を自主返納してから1年以内にタクシー利用助成事業の利用申請をした人に対して、タクシー利用券を1年間1カ月あたり16枚交付します。
申請は、各総合支所市民サービス課、市民協働課で受け付けています。申請時には、公安委員会が発行する「申請による運転免許の取消通知書」など、免許を自主返納した日が確認できる書類の写しを提出してください。

◆利用例
◇築館地区に居住する人が、次の目的地へ移動する場合
(1)自宅から栗原中央病院まで
自己負担額500円(居住地区内)
(2)自宅から迫桜高等学校まで
運賃5,550円の場合:
・自己負担額2,700円(居住地区外2分の1負担)
・市助成額2,850円
(3)自宅から若柳病院まで
運賃6,350円の場合:
・自己負担額3,350円
・市助成額3,000円(助成上限額)
(4)若柳病院から迫桜高等学校まで
運賃1,250円の場合:
・自己負担額600円(居住地区外2分の1負担)
・市助成額650円
※実際の運賃とは異なります。また、図の料金は自己負担額の例です。
※図は本紙4ページをご覧ください

◆利用手順
・手順1『乗車時』…タクシーに乗車したら乗務員に利用許可証を提示し、目的地を伝える。
・手順2『降車時』…目的地に到着したら、タクシー利用券と利用料金を乗務員に渡す。

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