病院事業だより

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リハビリテーション(以下「リハビリ」)室は、脳血管疾患、整形疾患、呼吸器疾患、内科疾患、外科術前術後、緩和ケアなど、さまざまな疾患や障がいがある人に対して、個別性の高い幅広いリハビリを展開しています。
リハビリを担う専門職は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3職種があります。理学療法士は主に基本的動作(寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、歩行など)能力の回復を図るため、運動療法や医療機器を使ったさまざまなリハビリをします。作業療法士は、その人の生活にとって意味のある作業や活動を使って、より生活に密接したリハビリをします。言語聴覚士は嚥下(えんげ)(飲み込み)機能、高次脳(記憶力、注意力など)機能、コミュニケーション能力に対してリハビリします。それぞれの専門性を生かしつつ、各専門職が連携しながらリハビリ業務をしています。また、市立病院間の連携も重要です。市民病院では急性期と回復期のリハビリ、米谷病院、豊里病院では主に維持期のリハビリを担当しています。それぞれの役割を明確化し、連携を密にすることにより、市民が安心してリハビリに専念できるように取り組んでいます。

市民病院では、8月の「栄養の日(4日)・栄養週間(1〜7日)」に合わせて、体組成測定のイベントを開催します。
私たちの体は「水分、たんぱく質、脂質、ミネラル」などで成り立っています。体組成測定は、筋肉量や体脂肪量、体の水分量、細胞膜の強さ、基礎代謝などを知ることができます。管理栄養士をはじめ理学療法士による握力測定や健康に関するミニアドバイスを予定しています。

日時：8月2日(水)〜4日(金)/午前9時〜午後3時
場所：登米市民病院(南館2階会議室)
参加費：無料
※ペースメーカーを使用している人は測定できません
※事前に電話で申し込みください

申込み・問合せ：市民病院栄養管理室
【電話】0220-22-5511