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今年も感動をありがとう 齋藤陽(ひなた)さん、木村春人(しゅんと)さん

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宮城県角田市

◆角田から名門・仙台育英高校へ
昨年の甲子園優勝に続き、準優勝を成し遂げた仙台育英学園高等学校硬式野球部。同校野球部には、本市出身の4番打者として得点につながるプレーをした齋藤陽さんと、整備長として選手を支え、応援でチームを鼓舞し続けた木村春人さんが所属しています。前年優勝校として全国から追われる立場の中、須江航監督が掲げる「二度目の初優勝」に向かって努力を続けた2人を取材しました。

小学1年生から野球を始めた陽さんと春人さん。5年生の最後、陽さんが当時所属していた枝野ファイターズが解散し、春人さんが所属する角田レッドサーベルズに加入しました。その後、共に東北楽天ゴールデンイーグルスジュニア、東北楽天リトルシニアを経て、仙台育英高校へと進みました。
昨年の大会後の取材で「自分の持ち味が生かせなかった」と悔しさをあらわにしていた陽さんは、今大会に向けて持ち味のバットコントロールの精度を高めるため、同じ場所に打つ練習を重点的に行ってきました。試合中も「つなぎの4番」としてスクイズやバントなど多彩なプレーでチームに貢献しました。
春人さんは今年度「整備長」という役割を担いました。整備長とは、グラウンドの整備など裏方の仕事をして選手を支える縁の下の力持ちのこと。選手が活躍できたのは、万全の状態で試合に挑めるように心配りを欠かさなかった春人さんの存在が大きかったのではないでしょうか。
今大会を振り返り「優勝を目指して頑張ってきたので悔しい気持ちでいっぱいでしたが、それ以上に積み上げてきた成果を出すことができ、やりきりました(陽)」「初戦から決勝まで、強いチームとの対戦でしたが、3年間やってきたことがすべて出たように感じます(春人)」と率直な感想を話していました。
また、2人は「地元宮城県・角田市の皆さんからの応援がとても力になりました。角田の友達からの『頑張れ』とのメッセージがすごく嬉しかったです(陽)」「昨年に続きたくさんの応援をもらいました。市民の皆さんからも高い注目度で応援いただき、本当に感謝しかないです(春人)」と温かく応援してくれた市民の皆さんへ感謝のメッセージを送ってくれました。
心身の成長とともに野球の技術も成長してきたことから「野球は人生」と話す2人。市内の少年野球チームで培った経験が現在まで生きていると語っていました。
最後に「小学生の頃から切磋琢磨した、きむしゅん(春人さん)がいたからここまで成長できた(陽)」「一番近くで陽の活躍を見ることができてとても嬉しい。これからも良い結果を出すと思うので、自分も応えていきたい(春人)」と苦楽を共にしたお互いへ感謝を伝えていました。

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