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キラリと光るかくだ星 未来の角田市を担う人を紹介

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宮城県角田市

『仲間とともに柔道に青春をかける』

角田中学校 3年生
齋藤 春平(さいとう しゅんぺい)さん(15歳)
早坂 虹之助(はやさか こうのすけ)さん(15歳)
郷家 瑛太(ごうけ えいた)さん(15歳)

常に高い意識で柔道の練習に励むのは、角田中学校3年生の齋藤春平さん、早坂虹之助さん、郷家瑛太さん。3人は8月まで同校柔道部に所属していました。
引退した現在も柳柔会(りゅうじゅうかい)牛木道場で練習に励んでいます。週に2日、午後6時30分から午後9時まで練習する3人。普段から、過去の試合で失敗したところや苦手なところを無くすよう重点的に練習しています。
練習中、苦しいと感じた時は「『根性で乗り越えろ』と自分を鼓舞していた」と話す齋藤さん。練習がつらくてもその先を見据え、練習を怠らない心の強さが垣間見えます。
早坂さんは「自分がきれいに技を決められた時の試合を動画で見返している」と、普段から常に良いイメージを膨らませながらトレーニングを重ねていることを教えてくれました。加えて、お互いを支え、高めあえる仲間が周りにいたことも、3人がここまで大きく成長できた理由ではないでしょうか。
昨夏、部員一丸で挑んだ県の中総体では、団体戦で準優勝。個人戦では3人とも優勝し、団体戦は東北大会に、個人戦では東北大会と全国大会に出場しました。東北大会は団体戦がベスト8。個人戦では3人とも優勝を含む上位入賞を果たしています。
そのほか『マルちゃん杯全日本少年柔道大会』にも出場しました。小・中学生を対象に、部活動だけでなく、道場としても出場できる同大会。優秀な選手を選んで出場する道場が多く、全国の猛者が集います。ハイレベルな大会でしたが、昨年は東北大会で3位を収め、初めて全国大会に出場することができました。
「道場えりすぐりの選手が多く出場する中、学校として参加し全国大会へ出るという快挙を成し遂げられた」と、郷家さんは嬉しそうに話していました。
「柔道を始めた頃は基礎練習が多くつまらないと感じるかもしれないが、少しずつ積み重ねていくことで楽しさがわかる」と、柔道にすっかり魅了されている3人。「高校進学後も柔道を続けたい」と笑みを浮かべていました。
柔道は何よりも「礼儀」を重んじるスポーツ。相手や目上の人を敬うことは、社会で最も大切になる部分です。社会に出てからも柔道を通して得たことを発揮できるよう、これからも彼らは普段の練習の中で、技だけでなく心も鍛えていきます。

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