文字サイズ
自治体の皆さまへ

知事コラム こんにちは!河野です

6/10

宮崎県

■みらいにみのりをみやざきから
第56代宮崎県知事 河野 俊嗣(こうの しゅんじ)

4月22~23日、宮崎市シーガイアにて「G7宮崎農業大臣会合」が開催されます。5月の「G7広島サミット(主要国首脳会議)」に合わせて行われる15の関係閣僚会合の一つです。
サミットの関係閣僚会合が本県で開催されるのは、2000年の「G8九州・沖縄サミット宮崎外相会合」以来、実に23年ぶり。
今回の農業大臣会合は、ウクライナ情勢や気候変動等を背景として、世界の食料安全保障や持続可能な農業など、サミットでも注目の集まる課題が話し合われる重要な会合となります。
農業を基幹産業とする本県にとって、大変誇らしいこと。本県の令和3年農業産出額は、過去最高の全国第4位となりました。我が国を代表する農業県として開催地の大役を担います。
「みらいにみのりをみやざきから」という本コラムのタイトルは、会合を周知する広報デザインに掲げたメッセージ。食や農の未来がおびやかされている今、[今回の会合が、すべての人が食べる幸せで満たされる時代への第一歩になれば]との願いや、[日本有数の食料供給基地である本県が、日本の食や農業を支えていきたい]という思いを込めています。
我が国の食料自給率は38%(カロリーベース)。海外依存からの脱却や地産地消の推進、農業生産基盤の強化、食品ロスの削減など、多くの課題が山積しています。ぜひこの機会に、食や農の持つ価値を見つめ直し、思いを寄せていただければ幸いです。
今回の会合には、主要7か国(仏、米、英、独、日、伊、加)及びEUの農業大臣等の要人や、海外のメディア関係者が来県します。本県の魅力を広く世界へ発信する絶好のチャンスです。
この機会をとらえ、昨年の全国和牛能力共進会で、史上初の4大会連続内閣総理大臣賞を獲得した「おいしさ日本一」の宮崎牛をはじめ、全国に先駆けた有機農業への取組、世界農業遺産に認定された高千穂郷・椎葉山地域など、本県の食や農、魅力あふれる地域文化をアピールし、本県の知名度向上につなげてまいります。
本会合が実りあるものとなり、世界の食と農の未来を照らす機会となることを願っています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU