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自治体の皆さまへ

あなたの力が地域を守る えびの市消防団

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宮崎県えびの市

■地域防災の要
消防団は、消防署と共に火災や災害への対応、防災啓発活動等を行う消防組織法に基づいた消防組織で、それぞれの市町村に設置されています。消防団員は、消防署に勤務する職員とは違い、日頃はそれぞれの職業に就いていますが、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から駆けつけ、消火活動や救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員です。
いつどのような災害が起きるか分からない今、大規模な災害に対応するためには、国や県での防災対策はもちろんですが、地域の防災力を高めていくことが必要です。

■消防団の現状
えびの市消防団は、現在、1分団・2分団・3分団、女性消防団、防災バイク隊、ラッパ隊で構成され、地域の防災を担っています。団員数は、現在322人で、定員の350人に達していません。また、在団年数の長期化、高年齢化が進行しています。
消防団は、地域に密着し、住民の安心・安全を守るという需要な役割を担っています。地域防災力を高めていくには、団員の確保が重要です。

■消防団の活動
消防団員は、いざという時に地域住民を守るため、訓練等を行っています。また、火災予防の広報など、さまざまな活動を行っています。

■消防団員募集
えびの市消防団では、消防団員を随時募集しています。市内に在住または勤務している18歳以上の人ならどなたでも入団できます。消防団員として活動しませんか?

▼消防団に入るには
入団を希望する場合は、地元の消防団や知り合いの消防団員、市基地・防災対策課にご連絡ください。その後、希望する分団・部への入団希望の問い合わせを行い、入団届を提出して手続き完了となります。
・活動服やアポロ帽、かっぱ、長靴、安全靴が支給されます。
・家族功労報償金として、5年以上在団する団員の同居する家族に対して報償金の支給があります。
・万が一、消防活動中に負傷した場合は、公務災害として補償されます。

▼主な行事等
1月:消防出初式
4月:入退団式
7月:夏季点検・操法大会
11月:移動消防学校/詰所点検・普通救命講習

▼出動報酬
火災出動・災害出動:
・4時間未満…4,000円
・4時間以上8時間未満…8,000円
警戒出動:
・4時間未満…3,000円
・4時間以上8時間未満…6,000円
その他団長が認める出動(大会や行事等):
・4時間未満…3,000円
・4時間以上8時間未満…6,000円

▼団員インタビュー
▽第3分団第3部団員 上村(かみむら)陽平さん(入団3年目)
地元の力になれることがあればと思い入団しました。地域の人たちと触れ合う機会も増えましたし、消防団員と交流することで知り合いも増えました。
まだ自分だけではできないことも多いので、災害などが起きた時のために、訓練などでできることを増やしていきたいと思います。

▽本部付部団員(女性消防団)池田みゆきさん(入団3年目)
女性消防団員は、消防団の式典や訓練のサポート、イベント等での啓発活動を行っています。
入団したことで、地域の人たちと関わったり、消防団活動やAEDの使い方などの普段は知ることのできないことを学べたりしています。今後も、イベントなどに参加して、地域に貢献していきたいです。

▼団長インタビュー
えびの市消防団団長 川野俊二さん
消防団員は、地域防災の要として、「自分たちのまちは自分たちで守る」という郷土愛の精神のもと、地域の安全・安心のために、訓練や災害現場での活動を行っています。
近年、気象の変化による自然災害への対応など、地域に密着した防災機関である消防団への期待はさらに高まっています。
しかし、ここ数年消防団員は減少し、消防団員の確保と活動環境の整備が課題となっています。団員の負担が増加していることなどを踏まえ、総務省消防庁の「非常勤消防団員の報酬等の基準」をもとに、昨年から支給する報酬等の見直しを行いました。
住民の生活を守るために重要な役割を担っている消防団に入団して、一緒に地域を守る活動をしませんか。多くの入団をお待ちしています。

お問い合わせ:市基地・防災対策課基地・防災対策係
【電話】35-1119(直通)

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