文字サイズ
自治体の皆さまへ

もっと知ろう もっと語ろう 認知症(4)

4/27

宮崎県えびの市

■若年性認知症とは
若年性認知症は、65歳未満で認知症を発症した場合をいいます。全国の人口10万人当たり(18~64歳人口)の若年性認知症患者数は、50・9人です。
病気として、まだまだ一般的に認識されていないため、仕事でのミスや家事がおっくうになることがあっても、認知症が原因とは気づきません。疲れや更年期障害、ストレスなどと勘違いして、発見が遅れる場合もあります。本人やパートナーが現役世代であると、仕事に支障が生じ、結果的に失職して経済的に困難な状況に陥ることにもつながります。また、親の病気が子供に与える心理的な影響も大きく、教育や就職などの人生設計にも大きく関わってきます。
宮崎県では、このような若年性認知症の人や家族の、相談から医療・福祉・就労の総合的な支援までをワンストップで行う窓口として、「若年性認知症支援コーディネーター」を配置しています。今の職場で仕事を続けること、退職後の障害福祉サービスの利用、介護保険サービスへの移行など、症状の変化やそれぞれの段階に応じた支援の方法があります。まずはご相談ください。

▽高齢者の認知症とココが違う!
・「まさか」という思いから受診が遅れる
・本人もパートナーも働き盛り
・未成年の子どもがいる場合も多い
・親が介護者になることも多い
・介護サービスへの違和感が強い

■認知症の人と家族の会宮崎県支部
認知症の人と家族の会は、認知症に関する正しい知識の普及や理解の推進、認知症の人とその家族に対する相談・指導等の支援を行うことで、認知症の人やその家族の福祉の増進に寄与することを目的に活動しています。

▽若年性認知症対応電話相談
4月から、若年性認知症支援コーディネーターが変わりました
担当:増田登賜隆(よしたか)さん
【電話】080-8084-9722
午前9時~午後4時(月曜~金曜※祝日除く)

▽公式LINE始めました
毎月の集いや交流会・イベントなど、さまざまな情報発信を行いますので、ぜひ、ご登録ください。
※会員でなくても登録可能です。
講演会なども行っています

お問い合わせ:【電話】0985-22-3803
午前9時~午後4時(月曜~金曜※祝日除く)

■一人で考え込まずに相談を
認知症への不安や心配ごとがある人は、まずは信頼できる「かかりつけ医」に相談してみましょう。市介護保険課地域包括支援センター、または在宅介護支援センターでも相談に応じています。地域で安心した暮らしにつながるように、関係機関と連携しながらサポートします。

▽相談・支援の流れ
・地域包括支援センターまたは在宅介護支援センターに相談
・認知症地域支援推進員が訪問
認知症地域支援推進員:野々下理香さん
・認知症初期集中支援チームで支援方針を検討
・医療機関受診や介護保険サービスの調整・支援の実施
・各関係機関への引き継ぎ・支援状態の確認

■高齢者の総合相談窓口
▽市介護保険課地域包括支援センター
【電話】35-1112(課直通)
午前8時30分~午後5時15分(月曜~金曜※祝日除く)

▽南部在宅介護支援センター(シルバーケアステーションほうよう内)
【電話】25-3311
午前8時30分~午後5時30分(月曜~金曜)
担当:赤﨑智枝さん

▽東部在宅介護支援センター(さくら苑内)
【電話】33-2377
午前8時~午後5時(月曜~土曜)
担当:大野祥照(よしてる)さん

▽中部在宅介護支援センター(えびの市社会福祉協議会内)
【電話】35-2800
午前8時30分~午後5時15分(月曜~金曜)
担当:矢野香織さん

▽西部在宅介護支援センター(えびの涼風園内)
【電話】37-3085
午前8時~午後5時(月曜~金曜)
担当:横山育代さん

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU