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令和5年度当初予算(3)

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宮崎県三股町

◆令和4年度の主要事業
令和4年度に実施した事業のなかから特に重要な事業を抜粋しています。

○コロナ禍における原油価格・物価高騰等対策
計1億4,433万円
コロナ禍における原油価格・物価高騰などへの対策として、中小企業者や農業経営者への支援金を給付しました。また、給水契約をしている生活者、事業所に対して4カ月分の水道基本料金を減免するなど、町民生活と地域経済を守る施策を行いました。

○電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援事業
計7,766万円
ロシアのウクライナ侵攻や円安に端を発する原油・原材料の高騰などへの対策として、畜産農家への配合飼料や加温機を使用する施設園芸農家、町内に住所を有する医療機関・薬局、介護・障害福祉サービス事業所、保育所などへ支援金の給付などを行いました。

○子ども医療費助成事業
計1億1,270万円
乳幼児・小中学生の通院・入院・薬局にかかる医療費を助成することで、疾病などの治療を容易にし、福祉の向上と児童の健全な発育の促進を図る事業です。ただし、小中学生の通院は一部自己負担があります。

○三股中学校プレハブ校舎整備事業
計4億3,780万円
三股中は、県内でも有数の大規模校で、令和8年度には生徒数が1000人を超えることが予想されています。このプレハブ校舎は2階建てで、40人規模の教室が8つあります。2月末に完成し、3月23日には落成式が行われました。

○三股駅バリアフリー化事業
計7,411万円
これまでプラットホームへ行くためにはこ線橋を渡るしかなく、高齢者や足の不自由な人の利用が困難でした。スロープや遮断機を新たに設置したことで、こ線橋を使わなくてもプラットホームへ行けるようになりました。

○三股小学校南校舎外壁補修事業
計4,816万円
三股小学校南校舎の外壁は、老朽化によってひび割れや一部脱落が起こるなど、児童に危険が及ぶ可能性がありました。児童の安全確保と校舎の耐久性向上のため、昨年5月~11月にかけて外壁の補修と屋根の塗装を行いました。

○ふるさとまつり、みまたん霧島パノラマまらそんなど
計1,957万円
全ての人がスポーツを楽しむことができるまちを目指す「アスリートタウンみまた」と「健康で豊かな生活ができるまちづくり」の一環として、ハーフマラソン大会を3年ぶりに実施しました。昨年度はほかにも、ふるさとまつりやモノづくりフェアなど、コロナ禍によって中止・延期していた事業も実施しました。

○AED自動体外式除細動器購入
計212万円
町内の主要な施設にAEDを設置していますが、地域によってばらつきがあります。格差軽減のため、昨年度は第3地区分館、消防団第4部詰所と第5地区防災センターに屋外配置しました。また、三股中、三股小、三股西小にもAEDを玄関脇などの屋外に設置しました。

◆町のお金の出入りはどうなっているの!?
○町税・普通交付税などの状況
私たちが納めている町民税や固定資産税、軽自動車税などの町税は、町の大切な収入源で、本年度の総収入の20.4%となっています。普通交付税は、町の収入の中でも一番大きい財源で26.1%です。普通交付税とは、国から地方公共団体に交付されるもので、その原資は所得税、酒税などで構成されています。自主財源も、国や県からの補助金・交付金も、町の収入の中心になる大切な財源ですから、減少すると町の運営に大きな影響を与えることになります。

○各基金の状況
町では、特定の目的のために基金(=貯金)を積み立てています。一般会計が持っている基金は13種類(令和4年度末見込み)あり、どれも目的達成のための大切な財源で、本年度は10億1,540万円を取り崩しました。このうち、町を応援するために全国からいただいた「ふるさと未来寄附金」の積み立てから、寄付者の意向に沿う事業の財源として2億8,881万円を取り崩しました。今後も、将来を見据えた基金の計画的な運用・活用が重要となります。

○町債・公債費の状況
町債(=借金)は、施設の増改築などといった大きな事業に取り組む場合などに増えるものです。本年度は、宮村小校舎外壁補修事業や公共施設等適正管理推進事業などの資金として2億2,913万円を予算計上しています。公債費(=借金返済額)は、町の借金や利子などの返済に充てる費用です。中長期間に想定される事業の借り入れや、その返済計画などの財政シミュレーションを行い、まちの将来に負担を掛けない努力をしています。

お問い合わせ:税務財政課 財政係
【電話】52-9637

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