文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和5年度当初予算(2)

2/30

宮崎県三股町

■令和5年度当初予算の具体的な取り組み
町は、総合計画で掲げる「五つの基本方針」をもとに、町民全ての人たちの住みよいまちをつくるため、さまざまな取り組みを行います。
その中から、世代ごとに取り組む主なものを紹介します。

○五つの基本方針
(1)豊かな自然と共生し、安全で快適に暮らせる定住のまちづくり
(2)歴史と伝統を尊び、豊かな人間性と想像力を育む文教のまちづくり
(3)やさしさとぬくもりにあふれ、みんなが支え合う生涯健康・福祉のまちづくり
(4)活力ある未来を拓く、持続可能で強靭な産業のまちづくり
(5)人々の英知と努力、協働で創る自主自立のまちづくり

◆各世代に向け、主に取り組むもの
○子ども・子育て世代
(1)子ども医療費助成事業…予算額1億1,275万円
乳幼児・小中学生の通院・入院・薬局にかかる医療費を助成し、医療機関にかかりやすくすることで、子どもたちの健全な発育の手助けをします。ただし、小中学生の通院外来には、一部自己負担(200円)があります。

(2)宮村小校舎外壁補修事業…予算額5,225万円
宮村小学校校舎の外壁が老朽化のため、基礎部分からはがれてしまっている場所が複数箇所あります。このままでは児童に危険が及ぶため、外壁の補修を行います。

(3)出産・子育て応援給付事業…予算額2,400万円
全ての妊婦・子育て世代が安心して出産・子育てできる環境整備を行うため、面談や情報発信などを行う伴走型相談支援と妊娠届後と出生届後の経済的支援を行います。

(4)学校給食費負担軽減補助事業…予算額4,321万円
現在、中学生1人につき一月4,600円×11カ月の給食費を徴収しています。この金額を無償化することで、中学生の子を持つ保護者の負担軽減を図ります。

◆高齢者世代
(1)三股町法人後見センター事業…予算額1,214万円
認知症や知的障害などによって物事を判断する能力が十分でない人に対し、町社会福祉協議会が後見人となり、安心して日常生活ができるよう支援します。

(2)特定高齢者住宅改修費補助事業…予算額300万円
町内に住む満65歳以上の在宅の人で、これから要支援状態や要介護者になる可能性があると判断された特定高齢者が行う、介護予防を目的とした軽微な住宅改修を補助します。

(3)認知症施策総合推進事業…予算額620万円
認知症地域支援推進員を配置し、小学校での「認知症サポーター養成講座」や身体・認知機能測定などを実施することで認知症の人を地域で支援するネットワークを構築します。

◆まちの皆さんに向けて
一般に向けた取り組みの中から特に重要な項目を抜粋しています。

(1)道路公園等空間設計業務委託事業など…予算額2,643万円
中心地ゾーンの未来ビジョンに基づき、歩きたくなるまちの実現を目指して、もみの木小公園、ふれあい中央広場、五本松37号線、町役場前通り線の空間整備と東原6号線の歩道設置と交差点改良を行います。

(2)都市再生整備計画事業ワークショップ運営支援業務委託事業…予算額200万円
交流拠点の整備に先立ち、整備される施設をどのように活用するか、町民参加型で企画会議を行い、跡地を暫定利用しながら社会実験的取り組みを行います。

(3)窓口受付支援システム等構築業務委託事業…予算額3,630万円
行政サービスのデジタル化を推進するため、昨年11月に「三股町DX推進基本計画」を策定しました。本年度は、窓口での申請簡略化と利用者の待機時間の削減などを目指すシステムを構築します。

(4)道路維持補修事業…予算額7,243万円
本年度も、町内各地の道路で維持補修および側溝のふたかけなどの事業を行います。また、この事業とは別に、勝岡蓼池線、島津紅茶園切寄線の整備・改良事業や橋梁修繕事業を引き続き行います。

(5)都城市郡医師会病院心臓・脳血管センター整備事業…予算額2,023万円
都城市郡医師会病院は、緊急性の高い医療を提供できる体制を構築するために新たに心臓・脳血管センターの整備を計画しています。その整備のための支援です。

◆台風14号 復旧関連
…令和4年度繰越予算額/1億9,704万円
…令和5年度予算額/1億3,169万円
昨年9月、大型の台風14号が九州を縦断、県内各地で猛威を振るいました。本町でも、梶山地区の土砂崩れ、上米公園通路の崩落、農地や用排水路が土砂でうまるなど、各地で大きな被害が出ました。令和4年度に引き続き、本年度も復旧に取り組んでいきます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU