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みまた演劇フェスティバル まちドラ! 2023 ~まちなかでドラマに出会える3日間~

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宮崎県三股町

5月26日、「わが町の劇場」(町立文化会館)に都城東高校吹奏楽部の演奏が響き渡り、演劇フェスティバル「まちドラ!2023」の幕が開きました。オープニングセレモニーでは、町民出演者5人が詩「まちのうた」の朗読を披露。会場は大きな拍手に包まれました。その後、同会館では90分で演劇の台本である戯曲を書き上げる「カクドラ!(書くドラマ)」が行われ、今年は4人が参加。完成した作品は、フェスティバル期間中に「まちCafé」で披露されました。
翌27~28日は「たいいくかん劇場」「ちゅうこう劇場」「えき劇場」の3会場で「ヨムドラ!(読むドラマ)」を開催。令和4年度の戯曲講座受講生5人による6作品が町民出演者や県内外の劇団によって上演されました。また、今年の「ミルドラ!(観るドラマ)」は、北九州と京都を拠点に活動する劇団、ブルーエゴナクによる「二度と来ないわたしたちへ」を上演しました。全公演終了後は「クロストーク!」として、各劇場で上演された作品の演出家と出演者が、本番に至るまでの裏話や本フェスティバルへの思いなどを語りました。
「まちCafé」では「カクドラ!」の上演、カフェや休憩所として利用されたほか、ミニイベントスペースとしても活用。来場者は、公演の合間に繰り広げられる音楽ライブやパフォーマンスなどを楽しみながら、お腹と心を満たしました。
開催期間中は、2組のツアーコンダクターによるユニークな劇場間の案内や開演前の諸注意があり、徒歩移動や演劇が始まる直前まで来場者の笑顔があふれていました。舞台と客席の距離が近いことが魅力の4劇場。笑いあり、涙ありの舞台には延べ1302人の観客が訪れ、立ち見が出るほどの大盛況でした。
また、前週の20~21日には、劇団言魂による『しんかのかてい(作・演出演者:山口大器(やまぐちひろき))』が、「プレドラ!(プレドラマ)」として「わが町の劇場」で上演されました。

■プレドラ!
まちドラ!1週間前の演劇公演
・5月20日(土)・21日(日)
場所:町立文化会館(ホール)
・劇団言魂「しんかのかてい」
作・演出:山口大器
出演:片山桃子、山口大器、青野大輔、森唯美

■ヨムドラ!
まちなかの3つの特設小劇場で、町民3チームと県外から3劇団が、短編6作品を上演。町民チームを演出するのは、全国各地で活躍する実力派演出家たちです。

○「くもりのちずっと晴れ~わが家へ~」
作:福永朋宏
演出:五島真澄(PUYEY・福岡)
出演:町民☆ちゅうこうチーム

○「夕立の雨音が駆け抜けて」
作:成合朱美
演出:神里雄大(岡崎藝術座)
出演:多田香織、村田遼太郎、森タカコ

○「11日の水曜日」
作:下沖叶佳
演出:鷹巣将弥(佐賀さわげ・佐賀)
出演:町民☆たいいくかんチーム

○「高くあるべし脚立とプライド」
作:綿屋春香
演出:宮田晃志(演劇集団宇宙水槽・鹿児島)
出演:今吉勇貴・花牟礼宏紀・宮田晃志・うとよしみ・河野舜・荒木研太・原口遥

○「バックヤードではお静かに~32歳アルバイト、杉山香奈のとある一日~」
作:成合朱美
演出:原田耕太郎(劇団鳴かず飛ばず・鹿児島)
出演:町民☆えきチーム

○「かいじょうゲキジョウ」
作:進藤アヤノ
演出:上野隆樹(そめごころ・福岡)
出演:唐島経祐、古川智恵子・山田杏奈・渡邉大

■ミルドラ!
ホールで舞台芸術を観よう!
場所:町立文化会館(ホール)

○ブルーエゴナク「二度と来ないわたしたちへ」
作・演出:穴迫信一
出演:小関鈴音・なかむらさち・隠塚詩織・青木裕基

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