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みらいの宮崎を創る人 フォーカス VOL.1

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宮崎県宮崎市

いけした こうわさん
陸上U20世界選手権金メダリスト

『自己ベスト更新を重ねて世界へ挑戦したい』

昨年8月にコロンビアで行われたU20世界陸上競技選手権大会(以下世界選手権)において、4×100メートルリレーの第一走者として参加した池下航和さん。39秒35という好記録をたたき出し、国内史上初の金メダルという快挙に貢献しました。「小学生の頃から足が速かったんです。でも、一度運動会の徒競走で負けそうになったのが悔しくて、陸上クラブに誘われたのをきっかけに始めました。本格的に練習に力を入れるようになったのは、大学生になってからですね」と淡々と語る池下さん。大学の先生の指導方針が合ったことと相まって、一気に成績が伸びるようになったそうです。
一昨年はU20日本選手権で自身の専門である200メートルで優勝。昨年は、U20世界選手権への切符も手にしました。「世界選手権では、同じ世代のさまざまな体格差の選手を見ることができて刺激を受けました。大会を終えてからも成績は順調に伸びているので、今の練習をやり続けていけばいいと思っています」と池下さん。今年から更なる高みを目指して400メートルに種目を変更しました。「200メートルのスピードを保ちながら400メートルを走れるよう調整中です。自分の記録を常に超すよう練習していけば、成績は残せると思っています。次のオリンピックでの個人種目出場を目指して、記録に挑戦しています」と力強く語ってくれました。

・毎週6日、最低2時間は練習に取り組んでいるという池下さん。「後半から加速が伸びる」とU20のコーチ陣から評価されているのだそう。
・これまでは200メートルの選手として走ってきたが、今年からは400メートルで挑む。

[プロフィール]
宮崎市出身。岡山県環太平洋大学3年生。令和2年茨城ゆめ国体で宮崎県の4×100メートルリレーの一員として参加し優勝。令和3年陸上U20日本選手権で200メートル優勝。昨年、コロンビア・カリで行われた陸上U20世界選手権で4×100メートルリレーのメンバーに選出され、金メダル獲得に貢献。

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