たかおか れんとさん
アンダー17 サッカー日本代表
『長所である足の速さを武器にアンダー17ワールドカップで活躍』
昨年11月に開催されたFIFA アンダー17ワールドカップで、日章学園高校の高岡伶颯さんは日本代表として出場し、初戦で決勝点を決めチームを勝利に導きました。2戦目でも1点、3戦目では途中出場から2点のゴールを決め、チームの決勝トーナメント進出に貢献。活躍ぶりは連日新聞やテレビをにぎわせました。高岡さんがサッカーを始めたのは小学2年生から。父親にすすめられて地元の三股サッカースポーツ少年団(現リーラス三股)に入ったのがきっかけです。最初はうまくなりたいというより楽しむほうに重きを置いていました。強くなろうと意識したときを聞くと「高校1年生のインターハイです。そのときチームは県予選で優勝しましたが、私は準決勝までは出場しながらも、決勝だけベンチからはずれてしまいました。悔しかったです。そこから走り込みや声出しなど、地道に泥臭く練習を重ねました」と力強く答える高岡さん。努力が実を結び、2年生で出場した選手権県予選の決勝で3点を決め、チームに勝利をもたらしました。活躍が認められ、昨年3月のアンダー17アルジェリア遠征の際、初めて日本代表に召集され、ワールドカップでも素晴らしい結果を残すことができました。「これまで長所である足の速さを最大限伸ばしながら、ほかの部分も強化してきました。最終的には海外に行きたいですしA代表にも選ばれたいですね」と高岡さん。今後の活躍に期待が高まります。
・悔しさをバネに成長を遂げてきた高岡さん。「最終学年となり、この1年でどういう道に進んで目標に近づくかを考えている」と話してくれました。
・プリンスリーグ九州1部で16得点(13試合出場)をマークし、得点王を獲得。選手権予選では2年連続決勝でのハットトリックという偉業を成し遂げた。
≪プロフィール≫
三股町出身。小学2年生のときに父にすすめられサッカーを始め、三股中学校サッカー部を経て日章学園高校サッカー部に入部。昨年3月にアルジェリア遠征で初めてアンダー17日本代表に召集される。6月にはFIFA アンダー17 アジアカップで活躍し、同ワールドカップでも日本代表として4得点を決めた。
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