令和5年度の予算

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◆重点戦略に掲げる各施策を推進
令和5年度の当初予算は、「ADVANCE　前進する」を合言葉に、「第2次日向市総合計画・後期基本計画」及び「第2期日向市総合戦略」の重点戦略に揚げる各施策を推進していきます。
市民の笑顔と元気を取り戻し、より良い未来をつくるため、市民生活の支援や地域経済の回復に向けた事業を最優先に取り組んでいきます。

◆予算総額はおよそ520億6000万円
市の予算は、一般会計、特別会計、公営企業会計の3つの会計に分かれています。
令和5年度当初の一般会計の予算額は、319億円で、前年度当初予算額と比べると20億1000万円(6.7%)の増額となりました。一般会計の予算額に特別会計と公営企業会計の予算を合わせると、およそ520億6000万円になります。

◆会計別予算
◇一般会計
市の行政サービスの基本となる福祉や教育、消防などにおける会計
・319億円

◇企業会計
民間企業と同じように収益を上げて運営する会計
・およそ50億3千万円

◇特別会計
一般会計とは別で特定の目的に使われる会計
・およそ151億3千万円

●歳入(入ってくるお金)

市の貴重な自主財源となる市税は74億555万円で、法人市民税の増の見込みなどで前年度より0.4%の増、国庫支出金は、60億8431万円で、お倉ヶ浜総合公園整備事業や日向市総合体育館整備事業などにより前年度より4.0%の増となっています。また、市債は、20億6722万円と、前年度より14.1%の増となっています。

●歳出(出ていくお金)

表示単位未満を四捨五入しているため合計等が一致しない場合があります。
(　)内の数字は%

性質別の主な構成として、生活保護費や児童福祉費などの扶助費がもっとも多く、次に職員給与や議員報酬などの人件費と続きます。前年度と比べると、企業立地奨励金やお倉ヶ浜総合公園整備事業、日向市総合体育館整備事業などにより補助費等や普通建設事業費が増加しています。

※財政用語
地方交付税：地方自治体間の財源の偏りを調整する目的で国が交付するお金
市債：大規模な建設事業を行うときなどに国や銀行などから借り入れるお金
繰入金：収支不足を補うために他の会計や基金から充当されるお金
扶助費：生活保護、高齢者福祉、児童福祉などの経費
公債費：国や銀行から借り入れたお金を返すための経費
積立金：公共施設の整備や福祉事業など、今後予想される支出に対して積み立てる経費
繰出金：一般会計と特別会計、または特別会計同士で支出される経費
補助費等：民間団体や個人などへ支出する負担金や補助金など
物件費：人件費、維持補修費、扶助費、補助費など以外で、市が業務を行うために支出する経費

◆予算を家計に例えると
・収入(単位：万円)

・支出(単位：万円)

収入については、給料、パート収入が増えたものの、親からの仕送りに依存した家計になっています。また、貯金を取り崩したりローンを借りたりして、不足する分を補っています。
支出では、依然として医療費や教育費が多くかかっており、光熱水費や家の改修などの経費が増加している状況です。