(健康一番)3月は「自殺対策強化月間」こころと身体が疲れていませんか?

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ストレスは、生きている限り誰でもかかります。ストレスがたまってこころと身体が疲れ、「不眠」「食欲不振」「倦怠感」などの症状が出てきたら、それは「うつ」のサインかもしれません。

◆「うつ」とは?
「うつ」は、精神だけの病気ではなく、心身ともに調子が悪くなり、日常生活に支障がでる病気です。特別な病気ではなく、ストレスや過労などにより、誰でもかかる可能性があります。

◆「うつ」のサインを見逃さないで
次のようなサインが2週間以上続く場合は「うつ」の可能性があります。医師などの専門家に相談しましょう。

◇自分で感じる症状
気分が沈む、悲しい、イライラする、集中力がない、好きなこともやりたくない、大事なことを先送りする、物事を悪い方へ考える、決断ができない、自分を責める、死にたくなる

◇周りから見てわかる症状
表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着きがない、飲酒量が増える

◇身体に出る症状
眠れない、食欲がない、便秘がち、身体がだるい、疲れやすい、頭痛、動悸、胃の不快感、めまい

◆気になる人には声かけを
その人がどれくらい落ち込んでいるかは、他人には分かりにくいものです。しかし、表情が暗い、食欲がないという症状は、気付くことができます。
身近な人の変化に気付いたら、「疲れているようだけど、眠れてる?」、「ご飯は食べれてる?」と具体的に尋ねてみてください。いきなり、「うつじゃない?大丈夫?」とは切り出しにくくても、「ちゃんと眠れてる?」は尋ねやすく、また、答えやすい質問です。

◆どこに相談すればよい?
精神科や心療内科が専門の医療機関になりますが、受診に抵抗がある場合は、かかりつけ医などの身近な医療機関に相談しましょう。専門の相談窓口もありますので、ご活用ください。

問い合わせ：健康増進課健康づくり係
【電話】66・1024