民生委員・児童委員は、市民の暮らしを応援するため、国から委嘱を受けて活動しています。市民の皆さんと同じ立場で、さまざまな困りごとを一緒に考え、子どもから高齢者まで幅広くサポートしています。
■民生委員・児童委員とは?
民生委員は、民生委員法に基づいて、厚生労働大臣から委嘱され、ボランティアとして活動する特別職の地方公務員(非常勤)です。児童福祉法によりすべての民生委員は、児童委員も兼ねているため、「民生委員・児童委員」と呼ばれ、子どもに関わる相談支援活動も行っています。民生委員・児童委員は各行政区や隣接する複数の行政区に1人配置されています。
■民生委員・児童委員はどんな活動をしているの?
民生委員・児童委員は、地域の見守りや相談、支援、地域福祉活動などを行っています。
◇見守り
▽高齢者・障がい者世帯の訪問、見回り
高齢者や障がい者世帯の訪問を必要に応じて行います。
▽登下校時の見回り
活動子どもたちの見守りや声かけ、パトロール活動を行います。
◇支える
▽地域の居場所づくりや仲間づくり
地域住民が連携できるように協力します。
▽地域行事などへの参加
地域行事や学校行事に参加し、住民との交流を深めます。
◇つなぐ
▽行政や関係団体へのつなぎ役
地域の相談窓口となり、市役所などの関係機関と連携します。
▽実態調査などへの協力
市役所などの依頼に基づき、調査などに協力します。
■具体的な活動事例
専門的な知識を持っていなくても、毎月行われる定例会を通して知識を習得することができます。実務研修もあり、1~2年かけて少しずつ学習することができます。
また、ひとりで活動することが不安な場合は、地区の民生委員、行政や福祉の関係機関などのサポートがあり、問題を抱えて孤立することは決してありません。
民生委員として活動することに興味がある方は、市政連絡区長、自治公民館長や民生委員など、お住まいの地域の代表の方にお尋ねになるか、福祉事務所までお問い合わせください。
問い合わせ:福祉事務所
【電話】43-1206
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