(仮)都於郡社会教育施設の整備が始まります

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市教育委員会は、以前、国指定史跡都於郡城跡の大駐車場に建設が計画されていた「都於郡城跡ガイダンスセンター」に替わる施設として、神楽酒造株式会社西都工場にある西の都アグリ館1階に(仮)都於郡社会教育施設の整備を目指してきました。
本施設は、日向伊東氏48城の居城である都於郡城、都於郡で誕生したと伝えられる天正遣欧少年使節団主席正使伊東マンショ、都於郡城跡北側に位置する奈良瀬坂から出土したナウマンゾウの展示を3大コンセプトとしています。
都於郡地域に伝わり続ける貴重な文化資源を紹介する施設として、令和2年度より地元有識者などから構成される都於郡社会教育施設整備検討委員会(原田美弘委員長)を設立し、コロナ禍の大変厳しい期間、検討を進め、ようやく施設整備が現実的なものとなりました。
本施設は令和3年度に展示基本計画、令和4年度に展示設計を策定し、本年度中に展示施設の整備や展示品の製作を行います。その後、令和6年6月ごろに本格オープンする予定で整備を進めてまいります。なお、これまでのアグリ館1階の物品販売機能は残しながらの整備となります。
本施設は、地域住民・神楽酒造株式会社・市の3者が官民連携して、本市の文化財情報の発信拠点として、また、観光スポットの一つとして、市内外から多くの方々に訪れていただける施設を目指しています。
また本市では、この施設の整備に併せて、施設の内外で地域活性化を目指したさまざまな企画やイベントを開催することにより、より多くの集客が望めればと考えています。
都於郡城跡へのガイダンス機能も備えていますので、ここを拠点に都於郡地区へ足を運んでいただき、当時の情景に思いを馳せていただければ幸いです。

問い合わせ：市教育委員会社会教育課文化財係
【電話】35-3009