文字サイズ
自治体の皆さまへ

11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。

9/48

宮崎県都城市

~心を傷つけることも暴力です~
国や県、市では、女性に対する暴力の問題に関する取り組みを一層強化することを目的に、「女性に対する暴力をなくす運動」を実施しています。この機会に暴力のない社会づくりについて考えてみませんか。

■「女性に対する暴力をなくす運動」とは
夫や交際相手、パートナーからのDV(ドメスティック・バイオレンス)、性犯罪、売買春、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為などの女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害し、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。
暴力は、その対象の性別や加害者、被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。しかしながら、現状は女性に対する暴力や人権への軽視が見受けられることから、女性の人権の尊重のための意識啓発や教育の充実などに取り組んでいます。

■本市の状況
昨年度、市男女共同参画センターに寄せられた相談件数は860件。そのうちDVに関する相談は195件で、DV関連の相談が前年度より増加しています。
※DVには身体的な暴力だけではなく、精神的暴力、性的暴力、経済的暴力も含まれます

■互いの考え方や価値観を認めましょう
ハラスメントは、相手を不快にしたり、人格や尊厳を傷つけたり、不利益や脅威を与えます。ハラスメントには、セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、モラル・ハラスメントなどさまざまなものがあります。例えば、上司から言葉による性的な嫌がらせを受けたら、セクシュアル・ハラスメントであると同時にパワー・ハラスメントでもあり、モラル・ハラスメントにもなり得ます。家庭や職場などでの日常的なやり取りの中でもハラスメントの種を無自覚にまいて、いつの間にかハラスメントの加害者になってしまうことがあります。
人は、それぞれ違った考え方や価値観を持っています。暴力の加害者にも被害者にもならない対等な関係を築くためにも、自分らしさを大切にするとともに、相手との違いを認め、自分の気持ちを言葉で丁寧に伝えることが大切です。

■悩まないで、まずは相談
○電話相談窓口(相談専用)
・市男女共同参画センター【電話】23‒7157
・宮崎県女性相談所【電話】0985‒22‒3858
・警察安全相談室【電話】#9110(全国共通)
・性暴力被害者支援センター「さぽーとねっと宮崎」【電話】0985‒38‒8300

○SNS相談窓口
性暴力に関するSNS相談窓口「Cure Time(キュアタイム)」

■女性に対する暴力をなくす運動パネル展・啓発イベント
○パネル展
期間:11月13日(月)~24日(金)
場所:市役所1階ロビー

○啓発イベント
期日:11月25日(土)
場所:「道の駅」都城NiQLL
内容:啓発グッズの配布やワークショップなど

問い合わせ:男女共同参画センター
【電話】23‒2121

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU