年間約1・1万人の女性が罹患(りかん)し、そのうち約2900人が死亡している子宮頸がん。近年、20代~30代の若年層で増加傾向にあり、全体の95%以上がHPV(ヒトパピローマウイルス)への感染が罹患の原因であることが分かっています。
■子宮頸がんにかからないために
HPVの感染は、ワクチンの接種により予防することができるので、子宮頸がんは、ワクチン接種で予防できる唯一のがんといえます。市では、HPVへの感染を防ぐための予防接種を無料で実施しています。
[定期接種]
対象:小学6年~高校1年相当の女子
回数:3回
[キャッチアップ接種]
対象:平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女子
回数:3回(すでに一部接種している場合は残りの回数)
期間:令和7年3月31日まで
※接種方法など詳しくは、市ホームページを確認ください
■無料で接種できるHPVワクチンが3種類になりました
2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)の2種類に加え、本年度から9価ワクチン(シルガード9)も無料で受けることができるようになりました。
◆がん検診も忘れずに
ワクチン接種により全ての子宮頸がんが防げるわけではありません。20歳を過ぎたらワクチン接種の有無に関わらず、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
問い合わせ:保健センター
【電話】36‒5661
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