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都城市国際交流センター オープン!

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宮崎県都城市

令和5年4月に新設した都城市国際交流センター。
外国人住民の総合的な相談窓口であるとともに、人種や国籍を超えた市民交流の拠点としての役割も果たします。
今回は、本センターの概要や活動内容を紹介します。

■センター設立の背景
本市では、ベトナムや中国、フィリピンなど40カ国、約1千9百人の外国人が暮らしています(令和5年4月現在)。外国籍の市民が年々増え、国籍も多様化する中、外国人市民からは気軽に相談できる場所や国際交流の機会を求める声が上がっていました。また、日本人市民や外国人旅行者からも、交流の場所が欲しいとの要望がありました。

■センターが担う役割
そうした声に対応し、本市に居住する外国人や本市を訪れる外国人旅行者に向けた情報を発信し、人種・国籍を超えた市民交流を通じて国際化を推進し、多文化共生の理解促進を図ることを目的として、都城市国際交流センターをオープンしました。
本センターでは、主に次の業務を担います。
・国際交流および国際理解に関する講座などの実施
・友好交流都市やその他の国との交流の実施、支援
・多文化共生推進のための事業の企画や実施、支援
・外国人市民に向けた情報発信や日本語学習支援、生活相談受付
・本市を訪れる外国人旅行者へ向けた情報発信
・その他、外国人市民の生活支援
本センターには、地域振興課国際化推進室職員2人、国際交流員3人(中国、モンゴル、オーストラリア出身)、一般社団法人都城国際交流協会事務局職員3人の合計8人が在籍しています。

■都城市国際交流センター
場所:都城市役所北別館1階(姫城町4街区1号)
開館時間:月~金曜日、第2・第4日曜日の午前9時~午後4時
※祝日、年末年始を除く

○01 外国人住民が相談しやすい環境づくり
センターの開設に合わせて、ベトナム語やウクライナ語など72言語に対応する自動翻訳機を導入しました。また、タブレット通話を利用して、3者通話による通訳を行えるようになりました(17言語対応)。
その他、月に6回程度、「日本語れんしゅう会」を開催。日本語ボランティアの先生と交流しながら、簡単な日本語から勉強することができます。

○02 友好交流都市との交流
本市は、中国重慶市江津区、モンゴル国ウランバートル市と友好交流都市を提携。交流を始めて24年が経過しました。
6月には、モンゴル国ウランバートル市青少年訪問団が本市を訪れ、さまざまな場所を巡りながら交流を行います。その中で、都城泉ヶ丘高校の学生が考案した都城の食材を使った料理を振る舞う予定です。

○03 国際交流員による国際理解講座
国際交流員は、市民の異文化交流による国際理解の推進や国際感覚の醸成を目的に、市内の小・中学校や生涯学習講座などの講座・イベントなどを行っています。
講座では、出身国の文化や習慣などをゲームや歌を交えながら、日本語で楽しく分かりやすく紹介しています。

■国際交流員からのメッセージ
・ジョージさん(オーストラリア)
日本人と交流したい外国人住民の皆さんや、国際交流に興味のある日本人の皆さん、来館を楽しみに待っています!

・カレンさん(中国)
火鍋や三国志の蜀国、観光スポット洪崖洞(ホンヤートン)など、中国重慶市についてたくさん紹介したいです。楽しく交流しましょう。

・ヒシゲさん(モンゴル)
モンゴル語を話したい皆さんや、モンゴルの歴史・文化に興味のある皆さん、いつでもセンターに来てくださいね。

■一般社団法人「都城国際交流協会」では会員を募集しています
都城国際交流協会は、都城地域の国際化のために活動しています。国際交流や国際協力、在住外国人支援などに関心のある人は、ぜひ連絡ください。
年会費:
・個人会員…一口2千円
・団体会員…一口1万円
※イベントを手伝うボランティアスタッフも募集しています

問い合わせ:地域振興課国際化推進室
【電話】23‒2295

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