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多重債務で困ったら一人で悩まず、すぐ相談を!

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宮崎県都城市

借金を繰り返し、誰にも相談できずに返済困難に陥る人が増えています。今回は、多重債務の現状と相談方法を紹介します。

■多重債務
自分の支払い能力以上に借金し、その借金返済のために複数の金融業者から借金を重ねてしまい、返済が困難になった状況を「多重債務」といいます。
借金返済のために借金を繰り返しても、解決にはなりません。また、言葉巧みに誘惑してくる「ヤミ金融」で借金すると、借金は雪だるま式に増えていきます。
その結果、自己破産すると、銀行などからの借り入れやクレジットカードの発行が受けられなくなるなどのデメリットが発生します。

■多重債務の相談件数
令和4年度、市に寄せられた消費生活に関する相談は499件。そのうち、多重債務に関する相談は57件で、若者から高齢者まで幅広い世代から相談が寄せられています。中には多額の借金により、自己破産を考えなければならない相談もあるのが現状です。

■多重債務に陥る原因
多重債務に陥る原因は、思いもよらないところに潜んでいます。
・カードでの買い物に慣れてしまい、返済能力を十分に考えないままクレジットカードを繰り返し利用している
・知人の連帯保証人になった後、知人が身を隠し、その債務を抱えることになった など

■18歳以上は成年です! 悪質な契約などに注意
成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたことで、自分一人で契約したり、お金を借りたりできるようになり、さまざまな勧誘や誘惑が増えるかもしれません。投資や副業などのもうけ話を持ちかけ、借金やクレジット契約をさせてまで強引に契約を結ばせる悪質なケースも存在します。望まない契約はきっぱりと断りましょう。
また、近年はキャッシュレス決済が進み、便利さの反面、つい使いすぎてしまう心配もあります。その仕組みをきちんと理解し、見えないお金を管理することも重要です。

■多重債務で困ったら
都城市消費生活センター(市役所北別館2階)では、毎月、弁護士による無料法律相談を行っています。まずは、自分の債務状況を客観的に把握することが大切です。一人で悩まず、早めに相談ください。

■消費生活相談窓口(無料)
市ホームページからも予約できます。

○電話・面接相談
日時:毎週月~金曜日 9時~16時
※面接相談は、事前の予約が必要

○弁護士法律相談
日時:9月22日(金)、10月27日(金)、11月24日(金)、12月22日(金)、1月26日(金)、2月22日(木)、3月22日(金)
※前々日までに要予約

○相談専用電話
・都城市消費生活センター【電話】23‒7154
・三股町福祉・消費生活相談センター【電話】52‒0999
・県消費生活センター都城支所【電話】24‒0999

問い合わせ:都城市消費生活センター
【電話】23‒7154

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