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自治体の皆さまへ

9月10日から16日は「自殺予防週間」 生きることを支える「ゲートキーパー」

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宮崎県都城市

自殺予防週間の機会に、命の大切さや自殺を防ぐ「ゲートキーパー」について考えてみませんか。

■本市の自殺者の現状
本市の昨年の自殺者数は37人で、人口10万人当たりの自殺死亡率は22・8となり、全国の自殺死亡率17・5に比べて極めて高い状況です。

■ゲートキーパーとは
悩んでいる人が「自殺」という扉(ゲート)を開いて進まないよう、その扉の入り口を守る役割(キーパー)を意味するため、「命の門番」ともいわれています。

○相談機関
(1)県精神保健福祉センター【電話】0985‒32‒5566
(2)都城保健所【電話】23‒4504
(3)市役所障がい福祉課 こころの相談専用電話【電話】36‒8424
(4)東部保健センター(高城保健センター)【電話】58‒6800
(5)西部保健センター(高崎福祉保健センター)【電話】62‒4411
※月~金曜日(祝日・年末年始を除く)(1)は9時~19時、(2)(4)(5)は8時30分~17時15分、(3)は9時~12時・13時~16時
・その他の相談先は、市ホームページを確認ください

■あなたもゲートキーパーになりませんか
心掛け次第で、誰もがゲートキーパーの役割を担うことができます。話を聴いてつなぐ「架け橋」のような役目なので、専門的知識や特殊な技術は必要なく、意欲や関心があれば講座を受講するだけでゲートキーパーになれます。
市では、市民を対象にゲートキーパー養成講座を実施します。詳しくは、市ホームページを確認ください。

◆「ゲートキーパー」4つの役割
○気付き・声掛け
転勤や昇進、結婚、出産、身近な人との死別体験など、生活の変化は悩みの大きな要因となります。他人には幸せに見えることでも、本人には大きな悩みやストレスになる場合があります。少しの変化でも気付いたときは声を掛けましょう。

○傾聴
相手の話にはしっかりと耳を傾けましょう。大切なのは本人の気持ちを尊重することで、うなずくだけで十分です。相手のつらい気持ちを受け止め、話をしてくれたことに感謝し、つらい思いをしてきたことにねぎらいの言葉をかけましょう。

○つなぎ
必要な場合は、相談機関を紹介したり、相談をするように勧めたりしましょう。その際は、一方的に押し付けず、相談に行きやすい雰囲気をつくり、必要なときは一緒に付き添ってあげましょう。

○見守り
つらい気持ちを抱え、孤独感を募らせている人にとって、「見守られている」という安心感は心の支えになります。悩みは一度で解決できません。相談機関につないだ後も温かく見守り、回復を支えましょう。

問い合わせ:障がい福祉課
【電話】23‒2980

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