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9月1日は防災の日

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宮崎県都城市

「防災の日」は、大正12年9月1日に起きた関東大震災の教訓と、この時期に多く発生する台風への注意喚起のため、昭和35年に定められました。
災害時の被害を最小限に抑えるためには、食料などの備蓄や地域住民で助け合う関係性の構築などに加え、日頃から災害の知識を学び、避難場所や経路などを把握しておくことが大切です。
「防災の日」を機に、災害に備えるにはどうしたら良いか、もう一度確認しましょう。

■早めの情報収集と自主避難!
テレビやスマートフォンなどで事前に気象情報や避難情報を入手しましょう。雨の降り方や河川水位の上昇に注意し、危険を感じたら早めに避難しましょう。
都城市総合防災マップには、気象・水位・土砂災害などの防災情報を入手できる各種サイトなどを掲載しています。日頃から確認しておきましょう。
※防災マップは、市ホームページでも確認できます

■雨の強さと降り方に注意!
限定した地域で、突発的に短時間に集中して降る集中豪雨。発生の予測は困難で、中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどによる大きな被害をもたらすことがあるため、十分に注意ください。

[雨の時間雨量と予報の際に利用される用語]

◆雨水ポンプ場があっても早めに避難しましょう
台風や大雨時に、ポンプで大量の水をくみ上げて川に放流する雨水ポンプ場。浸水被害を軽減し市民の避難時間を確保するために、市内に4つの雨水ポンプ場を整備し、災害時などに運転しています。
しかし、記録的な大雨などで河川の堤防決壊などが予測される場合は、河川に流す水の量を抑えるために、やむを得ずポンプの運転を停止することがあります。
雨水ポンプ場の有無に関わらず、避難情報により早めの避難をお願いします。

問合せ:下水道課
【電話】23‒5921

■一瞬で命を奪う土砂災害
毎年のように全国各地で土砂災害が発生し、尊い人命が失われています。特に土砂災害警戒区域では、いつ災害が起きるか分かりません。
危険を感じたら早めに避難しましょう。

■土砂災害の前触れ(予兆)
次のような異常を確認したら、避難を心掛けてください。夜間や雨の激しい時など避難できない場合は無理に避難せず、斜面から離れた部屋や2階に避難しましょう。

○土石流
山腹や川底の石や土砂が、長雨や集中豪雨などによって一気に下流へ押し流される現象
予兆:
・山鳴りや立木の裂ける音、石のぶつかり合う音が聞こえる
・雨が降り続いているのに、川の水位が下がる
・川の水が濁り流木が混ざり始める
・腐った土のにおいがする

○がけ崩れ
地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちる現象
予兆:
・地面にひび割れができる
・小石がバラバラと落ちてくる
・斜面から湧き水が噴き出す

○地滑り
斜面の一部あるいは全部が、地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象
予兆:
・斜面や道路にひび割れができる
・建物が傾く

※政府広報オンラインでは「土砂災害から身を守る3つのポイント」を紹介しています

■分散避難に協力ください!
災害時には、土砂災害が警戒される区域や浸水が想定される区域など、危険な場所に住んでいる人は避難する必要があります。
一方で、比較的安全な場所にいる人は、必ずしも避難所に行く必要はありません。
市は、避難所の密集回避や避難所での環境変化などで体調を崩さないために、「分散避難」を勧めています。
安全な親戚や知人宅への「縁故避難」、自宅が土砂災害警戒区域や浸水想定区域などに含まれない場合は「在宅避難」も検討ください。

■備蓄品のローリングストック
普段から少し多めに食料品や日用品を買っておき、使った分だけ新しく買い足して、常に一定量の備蓄を自宅に確保しておくことをローリングストックといいます。
非常時の備蓄品は、日頃からの準備が大切です。備蓄用保存食と上手に組み合わせるなど、工夫して取り組みましょう。

◆8月から浸水に関する実証実験を行っています
○どんな実証実験?
国・市・民間企業が共同で、浸水被害が予想される地域に浸水を感知するセンサーを設置して、リアルタイムにエリアごとの浸水状況を把握する仕組みを構築するもの。センサーは、市内14地区に55個設置しています。

○どのようなことに活用するの?
地域の浸水状況をいち早く感知し、通行止めの判断や早期の避難情報発令など初動対応の迅速化に役立てる予定です。

○センサーはどんなもの?
20センチほどの小さいサイズで、該当地域のガードレールや消火栓標識などに設置しています。設置しているセンサーには触れないでください。外れているのを見つけたら危機管理課に連絡ください。

問い合わせ:危機管理課
【電話】23‒2129

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