~ご存知ですか?糖尿病は特に小矢部市民に身近な病気です~
小矢部市は糖尿病をお持ちの人が県内で2番目に多い(R3国保連合会資料より)
糖尿病の合併症は、症状がない時から徐々に進行していることがあります。症状の乏しいうちから詳しい検査を受けて体の状態を確認し、適切な治療を受けることで悪化予防ができます。
糖尿病の予防や治療、療養の必要性の啓発活動の一環としてクロスランドタワー(11月14日のみ)・石動駅(11月13日~11月17日)・北陸中央病院(11月1日~11月30日)の3施設でブルーライトアップが行われます。
■糖尿病を正しく知るために
《受診・検査》
・特定健診などで糖尿病を指摘された人
・糖尿病治療中の人
☆体の状態や治療について確認しよう
糖尿病の治療は、食事・運動・お薬や注射などがあります。
市役所でも医師に確認しながら管理栄養士・保健師・看護師が健康相談を行っています。
健康相談の申し込み:
健康福祉課【電話】67-8606
市民課【電話】67-1760【内線】715
《学ぶ》
・どなたでも
☆他人事と思わず、一緒に学ぼう
▽北陸中央病院の糖尿病教室
日時:毎月第2木曜日 13:30~14:30
場所:内科外来前で開催北陸中央病院以外の医療機関を受診中の人でも無料で受講できます。
「糖尿病の友の会」会員募集中です。
問い合わせ:北陸中央病院
【電話】67-1150
▽小矢部市立図書館
11月1日~11月30日まで
糖尿病についての展示ブースを設置します。ぜひお越しください。
問い合わせ:健康福祉課
【電話】67-8606
《調べる》
・どなたでも
☆他人事と思わず、検索してみよう
▽呉西圏域健康ポータルサイト「からだナビ」
健診結果を入力し、健康状態をチェックできます。
▽国立国際医療研究センター
糖尿病の予防から治療までの情報がもりだくさん
▽厚生労働省「糖尿病の治療を放置した働き盛りの今」
糖尿病がある人の体験談のパンフレット
《車がなくて通院が難しい場合は、チョイソコおやべが便利です》
問い合わせ:生活環境課
【電話】67-1760【内線】754
《管理栄養士さんから食事のワンポイントアドバイス》
糖尿病予防の食事とは、(1)ごはんやパンなどの主食、(2)肉や魚や卵などたんぱく質の豊富な食材、(3)野菜やきのこ類や海藻類など、(1)(2)(3)を揃えることです。
1回に食べる量は、手計法で簡単に測ることができます。ご自身の手のひらで、(1)は握り拳1~2つ分、(2)は片手サイズ、(3)は両手サイズ(ゆで野菜は握り拳2つ分)です。食べる量が減ってきたと感じる人は、(2)のたんぱく質の豊富な食品から食べて、次は(1)の主食、最後に(3)のお野菜を食べると血糖値の急激な上昇を緩やかにしてしっかりと栄養を摂ることができます。
北陸中央病院 管理栄養士 居村久子
■糖尿病ミニ知識カルタ
カルタを通し糖尿病の正しい知識を持ちましょう。
▽糖尿病があっても お肉やお魚を食べて フレイル予防
・ミニ知識
糖尿病があっても必要な栄養をとって筋力を維持し、骨も丈夫に保つことで健康寿命を延ばすことにつながります。
▽お薬や注射をしていたら 家族や仲間に話して 低血糖を予防
・ミニ知識
低血糖を起こすと集中力が低下したり、転びやすくなったり、元気がなくなったりします。周囲の人の理解があると気づいて早く対処できることがあります。糖尿病に偏見のない社会を目指しましょう。
▽家庭で血圧を測りましょう
・ミニ知識
糖尿病があっても血圧が低いと脳梗塞や心臓病などの血管の病気が起きにくいことが知られています。原則として血圧130/80mmhg未満を目指し、ぜひ自宅で血圧を測ることをお勧めします。
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