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文化となみ 第172号(令和5年11月号)

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富山県砺波市

砺波市文化協会は、砺波広域圏文化諸団体との連携に努めます。

■令和5年度 第51回 砺波市文化祭(11月以降)

■第51回砺波市文化祭 謡曲大会 番組
日時:11月5日(日)正午
場所:文化会館大ホール

※詳しくは本紙P26をご覧ください。

■映画鑑賞会「いとみち」(二〇二一年・日本映画)
津軽弁なまりと人見知りのせいで心を開くことができない青森県の女子高校生が、アルバイト先のメイドカフェで奮闘し、成長する姿を描いたオール青森ロケの作品です。「いとみち」とは、三味線を弾く際に指にできる糸道のことを指します。「けっぱれ」(津軽弁で「がんばれ」)という言葉が、ストレートに胸に迫る傑作です。

出演:駒井蓮、豊川悦司、黒川芽以、古坂大魔王ほか
脚本・監督:横浜聡子

日時:11月23日(木・祝)
(1)10:00~
(2)13:00~
(上映時間116分)
会場:砺波市文化会館大ホール
料金:前売800円(当日1,000円)
高校生以下無料
プレイガイド:
・砺波市文化会館【電話】33-5515
・くまの洗濯堂【電話】32-2398

主催・問合せ:となみ映画サークル 熊野
【電話】32-2398

■県外研修報告(石川県・福井県 8月26日~27日)
今年度の県外研修は、4年ぶりに一泊での実施となりました。
一日目は、石川県の妙成寺、気多大社、銭谷五平衛記念館を視察し、粟津温泉に宿泊しました。当日は、粟津温泉最大の催しである「おっしょべ祭り」が開催されており、地元に伝わるおっしょべ踊りに参加しました。
二日目は、福井県の福井県立恐竜博物館、永平寺を視察、好天にも恵まれ、有意義な研修となりました。

・浴衣を着ておっしょべ踊りに参加

■出町浄瑠璃の継承
砺波子供歌舞伎曳山振興会
五島 辰夫

出町子供歌舞伎曳山は、出町神明宮の春季祭礼に五穀豊穣を祈って奉納される子供歌舞伎で、二三〇年を超える永きに渡り、となみ野に春の到来を告げる風物詩として親しまれています。
天明九(一七八九)年に西町に初めて曳山が建造されました。後に、中町・東と建造され、出町のシンボルとして大切に受け継がれています。
歌舞伎に欠かせない伴奏音楽が、義太夫節を語る太夫と三味線奏者で構成される浄瑠璃ですが、出町では地域の人たちが務めており、出町子供歌舞伎の特徴のひとつとなっています。
浄瑠璃を務める地域の方々は、年間を通じての稽古、指導者を招いての集中稽古を通して、技術向上と文化の継承、後継者育成に努力しています。
今年で三十三回目となる出町浄瑠璃大会は、一年間の稽古の成果を披露する大切な行事となっており、浄瑠璃文化の継承になくてはならないものとなっていますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

◇第33回出町浄瑠璃大会
日時:11月23日(木・祝)13時30分開演(入場無料)
会場:出町子供歌舞伎曳山会館

問合せ:【電話】32-7075

■第38回観月会
中秋の名月の9月29日に、恒例の「観月会」を砺波市文化会館多目的ホールで開催しました。
当日は、月の出のころは少し雲がかかっていましたが、その後雲が晴れ、絶好のお月見日和となりました。
観月会では、まず裏千家となみ同好会の皆さんによるお茶を嗜み、その後、砺波市民謡民舞協会による民謡が披露されました。
続いて、短歌、俳句、前句の発表が行われ、和やかな懇親会へと移りました。

※短歌、俳句、前句の主な発表作品は本紙P27をご覧ください。

・絶好の月見日和でした

問合せ:砺波市文化協会
砺波市文化会館内
【電話】33-5515

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