身近な空き家の相談員!空き家コーディネーターとは?この機会に、一度お家の将来についてご家族や親戚で考えてみましょう。
■空き家コーディネーターを知っていますか?
各自治振興会から推薦を受けた空き家についてのアドバイスをくれる心強いアドバイザーが『空き家コーディネーター(空き家情報連絡員)』です。皆さんのお住いの地域で、空き家に関する相談や所有者の方々との調整など、空き家の解消のために尽力されています。
砺波市は、優れた住環境をはじめ医療や子育て環境、高齢者福祉サービスなどが充実しており、近年住宅の着工棟数も安定して推移しています。
その一方、様々な理由により家主が不在となってしまった家=空き家も増加傾向となっています。「自分たちの家は、今空き家ではないので関係ない」という方もおられるかもしれません。
しかし、将来的に家の利活用や取り壊しを行うためには、早くから相続や登記を正しくしておく必要があります。なぜなら、家の所有者が亡くなってからの手続きは大変になる場合が多いからです。
調査開始当初の平成23年度末には305戸の空き家数でしたが、令和4年度末時点では550戸まで増加しています。
今後、さらに増加していくと、街に活気が無くなることや放置されたままの空き家は景観を損なうことになり、自然、街、人の魅力が花ひらく砺波市のイメージを損なうことに繋がりかねません。
この記事を読んで「同じ地区の方だし、少し相談してみようかな」と思われた方は、ぜひお住まいの地域のコーディネーターと一度お話をしてみてはいかがでしょうか。
空き家問題を他人事と思わず、将来のことも含め、自分事として考えてみませんか?
砺波市の空き家数増加及び解消数推移
空き家は毎年一定数解消されていますが、それ以上に新たな空き家が増加
身近な空き家の相談員!空き家コーディネーター
※詳しくは本紙5ページをご覧ください。
問合せ:市民生活課
【電話】33-1372
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