特集 脱炭素社会の実現に向けて 1.目指せ!温室効果ガス排出量実質ゼロの未来

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CO2などの温室効果ガスが増加し、地球の気温が上昇する「地球温暖化」をはじめとした気候変動による影響は、山口県にとっても無関係ではなく、このまま何の対策もしない場合、水害・土砂災害の発生や熱中症リスクの増加など、深刻な影響が予測されています。
このため県では、山口県地球温暖化対策実行計画に基づいて脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。

■気候変動による山口県への影響
・県の平均気温は、100年あたり1.74℃上昇
・県の短時間強雨の年間発生回数は、35年で2.9倍に増加
↓このままだと、今世紀末には↓
・気温が、4.1℃上昇!!
・回数が、増加!
気候変動によって、食糧・水不足や生態系の損失なども懸念されています。

■山口県の取り組み
気候変動への対策として、目指す2050年の将来像を設定し、山口県地球温暖化対策実行計画(第2次計画)を今年3月に改定しました!
・[計画期間]　2021年度から2030年度までの10年間
・[温室効果ガス排出量の削減目標]2030年度において2013年度比で35.1%削減
・温室効果ガス排出削減目標の達成に向けて、6つの重点プロジェクトを設定
・気候変動による被害を最小限に抑えるため適応策を7分野に整理
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

▽2050年カーボンニュートラルを宣言
県では、脱炭素社会の実現に向けて、企業や県民などあらゆる主体が一丸となって取り組み、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「カーボンニュートラル宣言」を昨年12月に表明しました。

■ふれあい山口の特集を動画で紹介!
今回は「脱炭素社会の実現に向けた取り組み」を分かりやすく解説しています。
「私が紹介します!みんな、見てね★」兼頭　のぞみ

■わたしたちにできること　4つのステップで取り組もう!
STEP1　知る　参加して知ろう!
◆例えば
▽2050ゼロカーボン・チャレンジキャンペーン
市町が主催する脱炭素につながる取り組みなどの啓発イベントに参加

STEP2　気づく　意識を変えよう!
◆例えば
▽家庭におけるストップ温暖化診断
専門家が省エネルギーの取り組みを調査し、CO2の排出を削減する方法を助言する診断を受診

▽ZEH(ゼッチ)(※)の宿泊体験
モデル住宅などへの宿泊により、ZEHのメリットを体感
(※)ZEH(net Zero Energy House)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、大幅な省エネルギーと再生可能エネルギーの導入により、エネルギー消費量の収支ゼロを目指した住宅のこと

STEP3　実践　継続　行動しよう!
◆例えば
▽デジタルを活用した行動変容
スマートフォンアプリ「ぶちエコアプリ」を活用し、年間を通じて行動を実践
ぶちエコポイントも獲得!
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

STEP4　県民総参加による脱炭素社会の実現　脱炭素促進　みんなで取り組もう!
※詳しくは、本紙をご覧ください。

■太陽光パネルや蓄電池の共同購入希望者を募集しています!
共同購入事業とは、県と協定を締結した事業者が広く県民の皆さんから太陽光パネルなどの購入希望者を募り、一括調達によるスケールメリットを生かし、市場価格よりもお得に購入できる仕組みです。
[参加登録期間：9月13日(水曜日)まで]

▽登録から調査の申し込み・購入までの流れ

※調査申し込み時に3,000円の費用がかかります。(契約される方はお支払い代金に充当いたします。最終的に契約されない方にはお返しいたします。)
※参加登録期間は延長する場合があります。

※二次元コードは、本紙をご覧ください。
※詳しくは、本紙をご覧ください。

お問い合わせ先：県環境政策課
【電話】083-933-2690