学校だより 祝島小学校

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■総合的な学習の時間～様々な海体験を通して～
今年度、祝島小学校3年生の「総合的な学習の時間」では、海をテーマにした学習を展開しています。1学期は主に、海を体験する活動を中心に取り組みました。釣り体験、建て網漁体験、海水浴など、海のことをよく知る専門家の方にご指導いただきながら体験しました。
釣り体験では、祝島の釣り名人の方に餌の付け方、どのあたりでよく釣れるか、どんな魚が釣れるかなどのアドバイスをいただきながら取り組みました。翌日は、釣れた魚について、もう一度よく調べてみました。
建て網漁体験では、祝島の漁師さんの船に乗せていただき、実際に網を投入する様子を見せていただきました。どのあたりに網を投入するか、船から網をどう落としていくのか、どんな魚がかかるのかなど、教えていただきながら見学しました。子どもたちは、長い網を船が移動しながら投入する様子を感心しながら見ていました。
海水浴では、子どもの頃から祝島の海で遊んでいたという方から、海での遊び方を教えていただきながら海遊びを楽しみました。「海は楽しいけれど、危険もいっぱいある。どこがどう危険なのかを知っておく必要がある」ことも学びました。また、夏休みの初日には、保護者の方の指導でシーカヤックの体験も実施しました。
祝島の子どもたちにとって海は身近なものですが、初めて体験することや知らないことがたくさんありました。海の恵みをいただいて生活している私たち。これから海のことをもっと調べて、自分たちなりに海への関心を深めていってほしいと思います。