栽培漁業センターだより

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■～今年も美味しい上関車海老の養殖が始まりました!～
6月1日、山口市秋穂にある山口県栽培漁業公社から運ばれた稚エビは、揺られる輸送トラックに乗って2時間かけて上関の栽培漁業センターに到着しました。
到着後、長時間の旅で受けたストレスを解放するため、迅速に広さ1万平米の飼育池に移してあげます。また、輸送中は稚エビがエサを食べられないので、お腹がすいてストレスを抱えていることが予想されます。そのため、飼育池に移す前に餌を撒いています。こうすることで、稚エビは移された瞬間に餌を食べることができます。餌を与える際には、船を使用しますが、稚エビを移した後に船で餌を与えると、船のプロペラによる水流によって稚エビが吹き飛ばされてしまう可能性があるため、あらかじめ餌を与えることが大切です。これは小さなことですが、稚エビを守るためには必要なことです。
半年間、車海老の気持ちに寄り添い、真剣に丁寧に育てていきます。ぜひ、立派で美味しい上関車海老の成長を楽しみにしてください。

問合せ：(公社)山口県光・熊毛地区栽培漁業協会
【電話】62-6030【FAX】62-6033