栽培漁業センターだより

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■～マダイ種苗とトラフグ種苗の育成が始まりました!～
私たちは、海の豊かさを守るために心を込めて稚魚の育成と放流に取り組んでいます。最近では、6月13日にマダイの稚魚38mmを15万尾、そして6月15日にトラフグの稚魚38mmを7.2万尾、中間育成のために受け入れました。
マダイは、日本全国で親しまれている魚で、美しい岩礁地帯や浅い海域を好む特徴があり、岩や海藻の間で生息しています。一方、トラフグは北海道南部から鹿児島までの太平洋と日本海沿岸に広がっており、特に浅い干潟を好む傾向がありますが、成長すると彼らは沖合に向かって移動します。
大切な稚魚たちは、陸上にある直径10mの大型の水槽(海水100t)で、私たちの丹精込めた世話を受けながら成長していきます。給餌には自動給餌器を使って、朝5時から夕方7時までの時間帯で、魚たちのお腹が空く頃に適切な餌を与えています。魚たちが空腹になると、お互いに攻撃的になったり傷つけ合ったりすることがあるため、餌の量を注意深く調整しています。もちろん、餌を与えすぎると魚たちの健康を損なったり、水槽が汚れたりする恐れもあるため、バランスの取れた給餌を心掛けながら、水槽の清掃も定期的に行っています。
これから約1ヶ月かけてマダイを60mm以上、トラフグを70mm以上に成長させていきますが、細やかな管理と思いやりの心を持ちながら、魚たちの健やかな成長を支えていきます。

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問合せ：(公社)山口県光・熊毛地区栽培漁業協会
【電話】62-6030【FAX】62-6033