今月のおすすめ図書

21／40

■一般書
◇お金の流れで読み解く徳川家康
大村大次郎(おおむらおおじろう)/著
宝島社
「家康が天下を取った最大の秘密は、日本一の資金力だった」。倹約家として知られている徳川家康の財は、どうやって蓄財されたのでしょうか。本書は、歴史的文献からお金の流れを読み、そこから家康像に迫る1冊です。

◇好きを生きる―天真らんまんに壁を乗り越えて―
牧野富太郎(まきのとみたろう)/著
興陽館
好きなことだけして生きられたら幸せです。本書の作者は、植物が好きで好きで、それだけでいくつもの人生の壁を乗り越えて、夢をかなえていきました。
ドラマ「らんまん」の主人公である植物学者が書いたエッセイ集です。

■児童書
◇エツコさん
昼田弥子(ひるたみつこ)/作
光用千春(みつもちちはる)/絵
アリス館
「わすれていても、ぜんぶちゃんとあったこと」。認知症のエツコさんは、みんなから先生と呼ばれています。そんなエツコさんと近所に暮らす5人の小学生たちとの、少し不思議で優しい「記憶」をめぐる連作短編集です。

◇地味にスゴい!農業をささえる生きもの図鑑
谷本雄治(たにもとゆうじ)/著
イシダコウ/マンガ・イラスト
小峰書店
田畑やハウス、里山で活躍する生き物から嫌われ者まで、農業に関わる生き物の生態や働きを、分かりやすく紹介しています。
たくさんのイラストや漫画を使い、農業の今を生き物から楽しく学べる図鑑です。

問合せ：
中央図書館【電話】25-7316
東図書館【電話】26-3001