令和6年度 施策の概要(1)

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4月の市長選を控えているため骨格予算となりますが、これまで進めてきた市街地形成の加速化、公共施設の再編・複合化、企業立地の推進、子育て環境の整備や経済的支援の充実、地域が抱える課題への取り組みや地域資源を活用した魅力づくりに向け、総合計画や総合戦略に沿ったまちづくりを継続的に進めます。
また、昨年策定した「人口減少対策の集中強化指針」に基づき、各種施策を機動的かつ戦略的に展開することにより、地域活性化や税源涵養(かんよう)につなげていきます。
さらに、市制施行85周年の節目の年を迎え、「古(いにしえ)から今へともに創る未来を」のキャッチフレーズにふさわしい各種記念事業を実施し、市の新たな魅力の発信やさらなる賑わいの創出、子どものシビックプライド(くだまつ愛)の醸成に向けて取り組みます。

◆一般会計(歳入・歳出)予算の内訳
※千円未満を端数処理しているため、構成比・合計金額が合わない場合があります。

令和6年度の一般会計予算は、前年度比5.7%増の237億8,000万円です。

※特別会計は、前年度比0.6%減の117億8,900万円です。
[内訳]
国民健康保険48億5,900万円、介護保険55億9,600万円、後期高齢者医療12億5,500万円、国民宿舎7,900万円

◆各種指標

■主な施策
※主要事業を抜粋して掲載しています。詳しくは、市HPをご覧ください。

◆健康福祉
○健康づくりと保健・医療の充実
若い世代への歯周病疾患予防の啓発をはじめとした、歯科保健事業の体制を強化するため、保健・医療・教育機関などの関係団体との連携を図ります。
◎歯科保健事業の強化　473万円

○子育て環境の充実
出生後に実施される新生児の聴覚検査費用を助成することで、保護者の費用負担軽減と聴覚障害の早期発見に努めます。
低所得の妊婦への初回産科受診料を助成します。
所得制限なしで高校生年代までの子どもの医療費の全てを無料とし、子育て家庭の経済的負担の軽減を図ります。
全ての学年の児童を受け入れるため、公集児童の家3・4・5の建設を進めます。
待機児童解消のため、新規開設する小規模保育施設および認定こども園へ移行する幼稚園を支援します。
◎新生児聴覚検査　260万円
◎低所得の妊婦に対する初回産科受診料支援事業　20万円
◎子ども医療費助成　1億4,550万円
◎公集児童の家3・4・5建設事業　2億1,989万円
◎認定こども園移行整備事業補助　2億8,038万円

◆生活環境
○生活の安全性確保
災害時における迅速かつ確実な災害情報の伝達体制を構築するため、新たな移動系通信機器を導入するとともに、県防災行政無線の再整備などにより、「逃げ遅れゼロ」を目指します。
家庭や地域の防災意識を醸成するため、防災講座・訓練のほか、防災教育プログラムや防災作文コンクールを実施します。また、自主防災組織の活動を支援し、自助共助による地域防災力の強化に努めます。
◎災害用通信機器整備　380万円
◎山口県防災行政無線再整備事業負担金　3,329万円
◎Jアラート用アンテナ設置工事　327万円

○衛生的な環境づくり
学校や公園の草刈りで出る草木を堆肥化することで、廃棄物の排出量削減とリサイクル率向上につなげます。
新斎場の建設に伴い、周辺地域の生活環境の向上を図ります。
◎緑のリサイクル事業　150万円
◎新斎場周辺環境整備事業　1億650万円

問い合わせ：財政課
【電話】45-1811