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自治体の皆さまへ

仕事図鑑

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山口県下関市

このページは、小・中学生、高校生を対象に市内で働く人・職業を紹介しています。先輩たちのメッセージを参考に、未来の自分を探してみませんか。

■グラフィックデザイナー 山本彩さん
京都府出身 下関市在住歴1年

◇グラフィックデザイナーとは
伝えたいことをどのように視覚的に表現すべきかを考えて、提案する仕事です。写真やイラスト、文字などを配置し、制作物(ポスター、パッケージ、書籍、WEBデザインなど)を完成させます。
グラフィックデザイナーは、複数のプロジェクトを個人やチームで同時に進めながら、企画から撮影、レイアウト、印刷までのすべての工程に携わります。

◇仕事で大事なこと
締め切りを守って、より良いデザインを提案することです。
パソコン画面をずっと見ていてもアイデアが思い浮かばないときには、周囲の人や家族と話すことが大事です。新しいアイデアがひらめくことがあります。

◇仕事のやりがい
最近では依頼者から「制作ポスターから着想を得て作曲できました」とか「普段集まらない講演が今年は満席になりました」と喜びの報告を受けました。仕事の成果が上がったとき、やりがいを感じます。

●算数みたいな答えがない世界
デザインに「これが絶対に正解」というものはありません。正解がない中でも、依頼者が望むデザインが何かをコミュニケーションを取って把握し、具体的に提案していきます。
制作中は、情熱を持って何度もやり直し、工夫を重ねる必要があります。やればやるほど経験が増え、デザインが上達します。

●グラフィックデザイナーを目指す君へ
皆さんが普段見る景色などで「好き」という感情が湧いたら、よく観察して、その理由を考えてみてください。
身の回りにある物のほとんどは人工物です。ということは全部、誰かがデザインしていて、その物の数だけ実は背後にデザイナーがいます。それに気付いたら「何でこの人はこういうデザインにしたんだろう」と考えると面白くないですか?
グラフィックデザイナーは、新しいデザインをつくることができる楽しさと喜びがある職業ですよ。

(写真)大学でのデザイン講義の様子
(写真)London College of Communication修了式
(写真)Indigo Design Awardで金賞受賞
※写真は本紙参照

取材協力:東亜大学
(【電話】256-1111)

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