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自治体の皆さまへ

災害時における要援護者の支援

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山口県周南市

■市では、災害に備え、支援が必要な人に対する支援体制を整えています
▽避難行動要支援者名簿の更新と提供
国の定義で、災害時に自力で避難することが難しく、迅速かつ円滑に避難するため特に支援が必要な人を、避難行動要支援者といいます。市では、要介護度・障害等級・世帯構成などに当てはまる避難行動要支援者の名簿を毎年更新し、個人情報提供に同意の上、避難支援個別計画を作成している自主防災組織などに提供しています。

▽福祉避難所・福祉用具・人的支援などの整備
福祉避難所とは、高齢者・障害者・乳幼児・妊産婦などのうち、特別な配慮が必要な人と、その人の介助者が対象で、状況に応じ、市の判断で開設します。また、社会福祉法人などと協定を結び、基準を満たす公共施設6カ所、民間施設12カ所を福祉避難所に指定し、受け入れ体制を整備しています。その他、福祉用具を供給する団体や、福祉の専門職団体とも協定を結び、災害時に必要な福祉用具の供給や、人的支援を受けられる体制を整えています。

■自分の命は自分で守るという観点で、災害に備えておくことが大切です
自主防災組織などはあくまでもボランティアであり、支援を保証するものではありません。災害時、身近な人が協力し、地域で早めの避難支援などを行うことが大切です。災害時に避難支援を必要とする人をどう支えたらよいか、家庭や地域でもう一度考えてみましょう。

▽次の点に注意しましょう
・建物の耐震性を確保し、家具の転倒防止など、安全対策をする
・緊急連絡先、病名、医薬品、必需品、かかりつけ医などを書いておく
・最寄りの避難所などを把握し、避難をどう行うか、家族や避難支援者と確認する
・防災用品、最低3日分(できれば7日分)の飲食物、自分の障害病気に関わる持ち出し品を用意する
・日頃から地域の人と交流し、自分のことを知ってもらう

問合せ:
地域福祉課【電話】0834-22-8465【FAX】0834-22-8396
高齢者支援課【電話】0834-22-8461【FAX】0834-22-8251
障害者支援課【電話】0834-22-8387【FAX】0834-22-8464

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