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祝 錦帯橋創建350年記念特集

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山口県岩国市

■錦帯橋~再建編~

錦帯橋は、江戸時代には城下町を結ぶ橋として、明治時代以降は国道、町道、市道として、位置づけは変わりながらも機能は変わることなく人を渡し続けていましたが、昭和25年(1950)9月14日、キジア台風によって流失しました。
流失当日、岩国市議会が招集されて政府へ錦帯橋復旧に対する協力を要望することが決議され、その後も各団体から再建要望の請願書が出されました。
当時、錦帯橋は国の文化財(名勝)であるとともに市道でもあったことから、文化財保護委員会(現文化庁)や山口県だけではなく、建設省(現国土交通省)からも補助をうけての災害復旧工事となりました。
国との協議の中で、車を中心とした近代交通のための、コンクリート橋に変更するべきではないかとの意見も出ましたが、地元の粘り強い交渉により、最終的には原型で復旧することが決定されました。ただし、再建にあたっては、橋脚の基礎をコンクリート構造にすることや、高さを約1m高くすることなど、より安全に人を渡すための改良が加えられました。
昭和27年12月6日に架橋が終了し、昭和28年1月15日に渡初式が行われました。

※次回の特集は9月15日号に掲載を予定しています。
10月1日(日)に行われる記念イベントなどの錦帯橋創建350年記念特設サイトはこちら(本紙2次元コードをご覧ください。)

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