「オリーブの強剪定を始めました!」
剪定(せんてい)には3つの基本の考え方があります。
(1)中心部に空間をつくる。
(2)中心に向かって伸びている枝、下に向かって伸びている枝、幹と並行して垂直に伸びている枝を優先して剪定する。
(3)高さを制限する。(2.5~3.0m)
しかし、強剪定するときは、どの枝を落とせばよいかとても迷います。その理由は「秋の収穫」と「数年後の樹形」を想像しなければならないからです。言い換えれば、目収穫量を優先するのか?はたまた未来を優先するのか?正解なき答えを求めようとすると手が止まり、ブツブツ独り言をつぶやいてしまいます。その光景を傍から見ると、オリーブの木と会話している変わった人に見えるかもしれません。そのときは「お~い」と声をかけて、現実に戻してくださいね(笑)。
今月で平生町に移住して1年が経ちました。1年はあっという間ですね。任期までのミッションもさることながら、任期終了後の定住(起業)に向けても、剪定のときのように迷いが生じないよう、平生町民憲章第一項「自然を大切にし 環境を整え 美しいまちをつくります」を基本軸に考えていきたいと思います。2年目も引き続きよろしくお願いします。
※3月から週に1回山口新聞「東流西流」コーナーを担当させていただいております。
問合せ:平生町観光協会事務局
【電話】56-5050
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