平成22年以降減少傾向にあった全国の自殺者数は、令和4年では21,881人で、令和2年より増加傾向にあります。県の令和4年度の自殺者数は205人で、全体の性別の割合では男性が女性の2倍以上となっており、年齢別では50歳代が最も多くなっています(警視庁「自殺統計」より)。
さまざまな悩みが原因で、自殺に追い込まれてしまう人たちがいます。自分自身や身近な人たちの「大切ないのち」を守るために、周りの人の不調のサインに気づき、「声をかける」「聴く」「つなぐ」「見守る」ことが大切です。
■ゲートキーパー養成講座を行っています(無料・要申込)
〇内容
(1)、(2)のいずれか
(1)基本コース(約45分間)
(2)基本コース+DVD視聴コース(約1時間)
〇対象
市内在住、在勤の6人以上のグループ
〇日時
原則として平日9:00~15:30の間に開始。
〇申込方法
希望する日時、場所を市保健センターに連絡のうえ、備付の申込書を記入し提出してください。
申込・問い合わせ:市保健センター
【電話】23-1190
◆ゲートキーパーとは?
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ見守る人のことです。悩みを抱えた人は「人に悩みを言えない」「どこに相談に行ったらよいか分からない」「どのように解決したらよいか分からない」といった状況に陥ることがあります。そのような時、ゲートキーパーとして適切に関わることが大切です。
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