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自治体の皆さまへ

令和5年度まちづくり懇談会(1)

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山口県阿武町

阿武町のまちづくりについて、町長や各課長などが町民のみなさんに直接説明する令和5年度のまちづくり懇談会が、3地区で開かれ、のべ187人の出席がありました。各会場で寄せられた、町政に対する、さまざまなご意見について、会場での質疑応答の要約を掲載します。
まちづくり懇談会で説明した内容は阿武町ウェブサイトに掲載しています。
(※二次元コードは本紙をご覧ください。)

答:
今年は、コースの距離が短い「ショートの部」を設け、参加しやすくしています。
なお、過去の町内参加は少なかった一方、県内外から阿武町出身の方や、阿武町ファンの方が出場する例も多かったので、ぜひ応援してほしいと思います。

Q.「矢板」に景観配慮を
A.国に相談するが困難
問:
宇田郷駅前にある高波除けの「矢板」ですが、巨大な壁が景観を損ねています。
建設会社の工事フェンスのように子どもたちの絵を描くなど、景観への配慮ができませんか。(尾無畑)
答:
以前の高潮で、拳大の石が飛んでくる危険な状態だった際に、国が緊急設置した「矢板」ですが、「消波ブロック」投入後、同一気象条件による高波が発生していないために検証が進まず、仮設置のまま続いています。
景観配慮については、国に相談しますが、「矢板」がリース品であれば、ペイントは難しいと思われます。

Q.デマンド型交通の町外運行は
A.町内限定の特例制度
問:町内各地区で運行が始まったデマンド型交通について、萩市など、町外への移動にも使えるようにはできませんか。(尾無畑)
答:
デマンド型交通では、「交通空白地有償運送」という制度を活用し、町内に限って、運輸局から運行の許可を受けています。
福賀の「ふくすけ便」については、萩市福栄のJA阿中支所まで途中下車なしの場合に限り、特例としての許可が下りています。
デマンド型交通という制度自体が、町内限定での運行を前提としたものであるため、町外への移動の際は、他の公共交通機関の乗り継ぎをお願いします。

Q.財政の広報に工夫を
A.わかりやすい内容を心がける
問:
財政のことは非常に難解で、歳入や歳出などの数字だけでは、なかなか理解しづらいものです。
広報紙などの掲載を工夫してください。(宇田中央)
答:
今年度の「まちづくり懇談会」の説明スライドでも、人口変化などについてわかりやすい内容とするように工夫しました。
今後も、わかりやすい情報発信を心がけます。

Q.「互助」の考え方は
A.デマンド型交通は「互助」のモデル
問:人と自治体との関わり方について、「互助」という言葉を、町長はどのように考えていますか。(宇田中央)
答:
令和3年10月に福賀で始まった「ふくすけ便」は、地元のみなさんが「地域の困り事を解決するためにお互いに、できることをやろう」と声をかけ合ったことがきっかけでした。
これこそ「互助」のモデルケースだと考えています。
今年度から、奈古・宇田郷でも「デマンド型交通」が始まりましたが、メンバーをみると、いわゆる「いつもの人」ではない、新しい人材も活躍してくださっています。
できることをできる範囲で助け合う「互助」の輪が広がることを期待します。

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