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肉料理界の一流シェフ 渡邊雅之(わたなべまさゆき)氏 無角和牛の振興に着任

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山口県阿武町

「いままで30年近く、料理人として、ずっと牛肉の料理を作ってまいりました」「赤身肉」を徹底的に追求する渡邊氏は、料理雑誌に、たびたび登場してきた一流シェフ。本場仕込みの「腕」と「審美眼」が、無角和牛の振興を担う!

阿武町では、地方創生事業「阿武町の名産地化プロジェクト」の担い手として、「地域プロジェクトマネージャー」を7月1日付で採用しました。
特産の「無角和牛」の持続可能な生産体制の構築をめざした肉の付加価値販売などを任務に、和牛の調理・流通などに関する専門知識と経験を有する料理人の渡邊雅之(わたなべまさゆき)氏が着任しました。

■経歴
昭和44年3月、千葉県生まれ。東京都内のイタリア料理店を経てイタリアに渡り、トスカーナ州で3年間の修行を積む。帰国後の平成14年、東京・青山に「ベッカッチャ」をオープン。平成25年に赤坂に移り、「ヴァッカロッサ」のシェフに就任。令和5年7月から「無角和種振興」を任務とする「阿武町地域プロジェクトマネージャー」に着任。

■地域プロジェクトマネージャー渡邊雅之氏 着任によせて
私の経験上、牛肉の味には、その牛が育った環境が、非常に大きく反映されます。
イタリア修行時代に印象的だったことは、その土地の第一産業が、とても尊敬されていた、ということ。肉でもワインでも、その土地に住む人たちが、誇りをもって自慢し、愛していて、魅力的な世界でした。そこには、「心の豊かさ」があったんです。
レストランでは何度も無角和牛を使ってきましたし、これまでに何度か阿武町を訪ねてきましたが、阿武町もまた「心の豊かさ」がある土地で、無角和牛は、とてつもない潜在価値を秘めています。
これから、みなさんのお話を伺いながら、無角和牛の本質に沿った育て方・売り方などを探したいと思います。教わりながら、より良い道を。次の世代のために。よろしくお願いいたします。

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