関西の地縁企業を町長訪問(株)テクノスマート

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6月9日、大阪府で開催された「関西山口県同郷会」への出席にあわせ、花田憲彦(はなだのりひこ)町長は、阿武町出身の柳井正巳(やないまさみ)さんが社長を務める地縁企業の「(株)テクノスマート」を訪問しました。
テクノスマート社は、液晶フィルムやリチウムイオン電池の部品などを製造するための設備を手掛ける専門メーカーで、社員数約230人、売上高197億円の企業です。本社は大阪市にあり、敷地面積4.6haの主力工場を、琵琶湖近くの滋賀県野洲市に構えています。
社長の柳井さんは、宇田郷地区・尾無畑の出身。萩工業高校を卒業後、同社に入社され、長年の設計の仕事を経て、令和元年4月から代表取締役社長に就任されました。新型コロナの蔓延や、グローバル経済から一転した貿易の不透明感が生じる中、経営の舵取りを担い、令和4年度は売上のV字回復を果たされました。(今年2月には、「NHKスペシャル」で、柳井社長とテクノスマート社の奮闘ぶりが全国に放映されました)

6月の訪問をきっかけに、7月14日、柳井さんが帰省にあわせて、阿武町を訪問されました。
コロナ禍を経て、4年ぶりに“ふるさと”に帰られた柳井さんは、「キャンプ場のオープンや木与防災道路の工事など、ふるさとの活気あふれる近況を聞くことができて嬉しいです。このつながりを大切にしていきたいです」と話されていました。
阿武町では今後も、さまざまな機会をとらえて訪問を行うなど、企業誘致に向けた関係づくりに努めます。