令和6年度当初予算が成立(1)

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新たな医療体制の確保と、更なる定住を進める予算
一般会計：33億800万円
特別会計：13億1,016万7千円
公営企業会計：3億1,907万9千円
総額：49億3,724万1千円

令和6年度の当初予算などを審議する「阿武町議会3月定例会(令和6年第1回定例会)」が2月28日から19日まで(21日間)開かれ、議案23件と諮問1件、発議1件、全員協議会での報告3件について、それぞれ原案どおり可決または承認されました。

令和6年度の阿武町一般会計の予算総額は昨年度から1億2579万1千円(4.1%)の増額です。
当初予算の主要事業を「7つの柱」に沿って説明します。

1.「誇りと活力ある仕事づくり」(産業・経済・労働・雇用・働き方)
■農業関係
▽キウイフルーツモデル園地整備事業(1700万円)
県営で行う奈古の圃場整備事業の中の「キウイフルーツモデル園地」2.8ヘクタールの中に、果樹棚0.9ヘクタールを整備するほか、造成工事や区画整理工事の負担金を引き続き支出します。

▽農産物生産強化のための支援事業(716万7千円)
新たに、農事組合法人に対して、農業用ドローンの導入経費を補助します。畜産関係

▽特産無角和牛ブランド化推進事業(1631万5千円)
無角和種振興公社に対し、活動費の補助を行うとともに、地域プロジェクトマネージャーや、飼養管理や販売促進などを担う、農業支援員、集落支援員の活動を支援します。

■商工業関係
▽ABUファクトリーパーク整備事業(80万円)
町内の経済の活性化や雇用促進、移住定住の促進を目的に、木与防災事業の残土を活用して、約4ヘクタールの用地を3～4区画程度のミニ工業団地に造成するもので、新年度においては、用地取得を行うほか、企業誘致推進委員の活動を支援するとともに、企業へのセールス活動も積極的に展開します。

▽企業求人サポート事業(100万円)
人材確保に苦慮している町内企業を支援するため、求人イベント出展などに係る経費の補助を行います。

▽エネルギー・食料品価格等高騰対策商品券事業(1886万9千円)
物価高騰の影響を受ける町民の家計支援を目的に、町民1人当たり5千円の商品券、または5千500円のデジタル商品券の交付を行います。