【視点1】県民の安全・安心な暮らしの確保
◎有害鳥獣被害防止対策の推進…2億2,000万円
農作物被害が高い水準にあるイノシシの被害を防止するため、被害防除・捕獲対策などを進めるほか、クマなどの市街地への出没原因となっている不要な果樹の伐採などに市町村と連携して新たに取り組みます。
◎津波避難路への停電対応型夜間照明の新設・改修支援…200万円
夜間でも津波から安全に避難できるよう停電対応型夜間照明の新設および既設の夜間照明の改修を支援します。
●地震による家屋倒壊から命を守る住宅改修支援…4,500万円
能登半島地震における家屋倒壊等による人的被害を踏まえ、命を守る緊急対策として、防災ベッドや耐震シェルターの導入、居室部分の補強を高い補助率で支援します。
●高校生の自転車ヘルメット着用促進…3,100万円
自転車ヘルメットの着用率向上を図るため、通学等で自転車を利用する機会の多い高校生に対して、ヘルメットの購入費用を助成するほか、モデル校における啓発活動などを支援します。
●西村山地域の新病院整備に係る基本構想の策定…3,000万円
西村山地域における医療提供体制の充実強化を図るため、県立河北病院と寒河江市立病院の統合による新病院の整備に係る基本構想を策定します。
◎介護事業所における生産性向上や外国人材の受入れに係る支援体制の強化…5,000万円
深刻な人手不足にある介護現場の負担を軽減するため、「介護生産性向上総合支援センター」を設置するほか、「外国人介護人材支援センター」の機能強化などによる外国人介護人材の受入拡大に向けた支援体制の強化に取り組みます。
《他の主要事業》
●小中学生(生活保護世帯)の通学時の連絡手段確保のための携帯電話等購入支援…700万円
○低所得世帯を対象とした冬の灯油購入費等への支援…1億4,600万円
○低所得のひとり親世帯への県産米の提供…4,000万円
◎蔵王の樹氷復活に向けた官民一体となった取組みの推進…400万円
●犯罪被害者等見舞金制度の創設…500万円
◎医療的ケア児とその家族への支援体制の充実…4,100万円
●ヤングケアラー支援のための専門コーディネーターの配置…1,200万円
●県内外の医師と後継者不足の診療所医師との医業承継に係るマッチング支援…1,500万円
●村山地域における救急医療情報システムの導入に向けた参加病院への支援…600万円
●病院薬剤師奨学金返還資金貸与の開始…400万円
【視点2】県民一人ひとりの希望の実現・総活躍の促進
●「山形県こども会議」の開催等、子ども・若者の意見を聴き反映する仕組みの構築…600万円
「こども基本法」の理念を踏まえ、子ども・若者の権利を尊重しながら、さまざまな意見聴取の機会を設けることで、「こどもまんなか」社会の実現を目指します。
◎不妊検査・不妊治療に対する助成…1億500万円
子どもを望む夫婦が適切な不妊治療に踏み出せるよう、従来から実施している保険適用となる不妊治療の自己負担分への助成に加え、新たに不妊検査にかかる費用を助成します。※両方への支援は東北初
●若者による地域おこし活動への支援…400万円
若者の地域とのつながりを深め、山形の元気創出を図るため、地域の課題に目を向けて、その解決に取り組む若者の地域おこし活動を支援します。
●育休代替保育士の配置による保育士の就業環境整備…2,800万円
保育士が育児休業を取得しやすくなるよう、代替職員を年度当初等から前もって配置するための経費を支援します。※全国初
《他の主要事業》
◎私立学校の運営・授業料等負担軽減のための支援…74億8,900万円
○屋内スケート施設および新県立博物館の整備に関する調査検討…3,100万円
●現県立博物館における展示パネル・照明の更新等…4,000万円
【視点3】産業・企業の活性化と未来を見すえた成長力の強化
●中小企業の事業承継の促進…700万円
県事業承継・引継ぎ支援センター等と連携して、親族承継の手法や注意点、M and A(企業の合併・買収)の効果などについて学ぶ講習会を開催し、県内企業の円滑な事業承継を促進します。
●外国人材のリレー派遣による農業の人手不足の解消…1,500万円
農業分野の人手不足への対応として、外国人材の活用に関する相談対応を行うとともに、農繁期が異なる他県と連携した外国人材の短期雇用に試行的に取り組みます。
●メタバース上の展示会への出展による県産農林水産加工食品の販路拡大…1,400万円
市場拡大が期待されるメタバース注釈(インターネット上に作られた仮想空間)上の展示会において本県の農林水産加工食品をPRし、新たな商談機会を創出します。
●XR(クロスリアリティ)を活用した新しいビジネスの創出…7,900万円
現実世界と仮想世界を融合し、新しい体験を創造する技術であるクロスリアリティを用いて、デジタル人材の育成と新ビジネスの創出を図ります。
《他の主要事業》
●家庭における「置き配」の普及促進に向けた宅配ボックスの購入支援…400万円
●令和6年4月開学の東北農林専門職大学の運営…4億500万円
●複数の集落の機能を補完する農村型地域運営組織(農村RMO)の形成支援…4,500万円
【視点4】地域に活力をもたらす国内外との交流の拡大
◎若者・子育て世帯の移住促進…6,600万円
県内への移住を促進するため、移住者への「米、みそ、しょうゆ1年分」の提供を行うとともに、若者・子育て世帯に対する県独自の支援金制度を創設します。
●外国人材の受入拡大・定着等に向けた「多文化共生推進プラン(仮称)」の策定および各種施策の推進…7,100万円
あらゆる産業分野の人手不足が深刻化する中、令和6年度を「多文化共生元年」と位置づけ、外国人材の円滑な受入体制と能力を発揮できる環境の整備を進めます。
●観光消費拡大に向けた付加価値が高い観光地づくり…5,100万円
旺盛なインバウンド需要を本県に取り込むため、観光消費額が高い旅行者から選ばれる付加価値の高い観光地づくりを推進します。
●デジタル技術を活用した観光情報の発信…4,400万円
「ラーメン県そば王国やまがた」の取組みを核として、デジタル技術を活用したマーケティングを行い、個人の好みに沿った観光情報を発信することで、周遊型の観光を促進します。
《他の主要事業》
◎やまがたフルーツ150周年に向けたプロモーション強化…4,700万円
●農村地域・企業共創の持続可能な地域づくりに向けた関係人口の拡大…3,100万円
●県立高校における県外出身生徒の受入れ推進に向けた取組みの展開…1,200万円
●庄内空港ビルの国際線と国内線の動線分離等のための機能強化に向けた基本計画の策定…700万円
●山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備に向けた基金の造成…5億円
<この記事についてアンケートにご協力ください。>