冬芽が元気に育って花開き、たちまち若葉がまぶしい季節を迎えました。県庁前広場でも、こいのぼりが泳ぎ、子どもたちが笑顔で見上げる姿を見かけます。その様子を見ていると、なんだかこちらもうれしい気持ちになりますね。改めて、子どもって宝だなと実感する日々です。
昨年、私は、こども家庭庁の「こどもまんなか応援サポーター」に就任しました。これは、子どもや子育てをしている方の目線で、社会のありようを考えていこうという取組みです。
県ではこれまでも子育て支援や少子化対策に積極的に取り組んできましたが、例えば、赤ちゃんや小さなお子さんを連れたママ・パパが外出先でも安心して授乳やおむつ替えができる場所があることは、とても大切なことですよね。そんな思いもあり、このほど県庁ロビーに「ベビーケアルーム」を設置しました。県産木材をふんだんに活用しており、木のぬくもりと香りが感じられて、ママ・パパもホッとしていただける空間になっています。
これからも「こどもまんなか山形」、そして「子育てするなら山形県」の実現に向けて、皆さんとともに、身近にできることから取り組んでいきたいと思います。
山形県知事 吉村美栄子
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