農業の多面的機能の維持・向上活動に取り組んでいる三川町広域協定運営委員会の活動を紹介します

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農業は、米や野菜など食料の生産を担う一方で、農地等の維持や自然環境の保全、文化の伝承などたくさんの役割を有し、その恵みは、私たちの生活全体を支えています。
町では、農業によるさまざまな効果を促進する活動に対し、支援を行っており、その中から、三川町広域協定運営委員会(以下、「広域協定」)の活動について紹介します。

■活動紹介
広域協定は、町内16の集落組織が会員となり、約566人が構成員として活動を展開しています。
田んぼや農道、水路などの維持・管理を目的に、草刈りや水路の泥上げなどを行うとともに、花の植栽による農村環境の保全活動や文化の伝承活動など、幅広く農業や地域の活動に取り組んでいます。

▽文化の伝承活動
広域協定では、手作業による昔ながらの田植えや稲刈り、杭掛けなど、一連の伝統的農法を実践し、子どもたちに伝える活動を行っています。
9月15日(金)、「横山小学校ふれあい田」で、児童と一緒に伝統的農法による稲刈り体験を行いました。
児童たちは、農家の皆さんから作業の仕方や、一連の作業を行う理由などを教わると、一生懸命に作業し、米作りへの理解を深めました。

広域協定では、今後も田んぼや農道などの保全活動に努めるほか、子どもたちに田んぼの大切さを理解してもらうための体験活動などを続けていきます。

問合せ先：役場産業振興課農政係
【電話】35-7018