町長コラム「誠・心・誠・意」

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■子育てするなら三川町
結婚観・家庭環境の変化による未婚化・晩婚化や、経済的負担の増大による不安感などを理由とした少子化が止まらない状況です。加えて、新型コロナの影響により、出会いや結婚の機会が減少していることや、妊娠や出産を控える傾向がみられたことなどにより、この状況に拍車がかかっています。
厚生労働省の人口動態統計(速報値)によると、本年上半期の出生数は過去最少となりました。また、本町における令和4年の出生数は35人で、コロナ禍以前の令和元年65人から、半数近く減っています。
こうした中、県では「やまがた子育て応援プラン」を策定し、誰もが安心して子どもを生み、育てることができる社会の実現に向けて、切れ目のない支援に取り組んでいます。
9月1日(金)には、オンラインで開催された「子育てするなら山形県推進協議会」に出席し、令和4年度に県が行ったAIマッチングシステム導入による結婚支援や新たな不妊治療費助成、出産支援給付金などの事業評価を行いました。
本町でも、総合計画で施策の柱に「子育てしやすいまちづくりの推進」を掲げ、出産祝金や保育料の段階的無償化などに取り組んでいます。桜木地区住環境整備事業もその一環で、子育て世代を中心に多くの方々に利用されているテオトルに隣接することから、分譲地を「テオトルタウン」と称し、10月から分譲申込みの受付を開始します。
テオトルタウンの分譲により、子育て世帯を中心とした転入者が増え、新たなにぎわいの創出を期待しています。