世界で認知症の正しい理解が進むよう、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が共同で9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、9月は「世界アルツハイマー月間」として、世界各地で啓発活動が行われています。
■認知症の症状
脳は私たちのあらゆる活動をコントロールしている司令塔です。脳がうまく働かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障がいが起こり、生活する上で支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)を言います。
認知症の症状として、「中核症状」と「行動・心理症状」があります。
認知症は、早めに治療すれば改善が可能なものや、進行をゆるやかにすることが可能な場合があります。早期診断・早期治療につなげるために、自分自身や家族・同僚・友人など周りの人について「もしかして認知症では」と思われる症状に気づいたら、一人で悩まず専門家などに相談しましょう。
▽主な行動・心理症状
■認知症の種類(主なもの)
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