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自治体の皆さまへ

特集 まだ住める空き家、利活用してみませんか(3)

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山形県庄内町

■空き家の管理・解体に関するQ and A
Q1.空き家の管理はどうすれば良いの?
空き家になったら月1回程度目安に除草や清掃などを行い、積雪時や台風の後は状況を確認をするようにしましょう。また、以下は最低限していただきたい処置です。
(1)近所への声掛け(緊急連絡先を伝えておきましょう)
(2)空き家の状況確認(破損個所がないか確認し、必要に応じて飛散防止などの措置を行いましょう)
(3)敷地内の草木の手入れ(隣接敷地へ越境しないように剪定しましょう)
(4)不審者の侵入防止(施錠、人感センサー照明設置などの対策をとりましょう)
・近所への声かけ
・状況確認
・草木の手入れ
・防犯対策
こまめな管理を心がけましょう!

Q2.離れた場所に住んでいて空き家の管理ができません。
管理代行サービスの利用を検討しましょう。専門業者のほか、シルバー人材センターへ除草等を依頼する方法もあります。
町シルバー人材センター【電話】0234-42-3122

Q3.空き家を解体したいと考えています。町の補助はありますか?
「老朽空家解体支援補助金」、建築物などの除却に対する「建築物等除却支援事業補助金」など、空き家解体への支援を行っています。

Q4.空き家に迷惑しています。町で何とかできないの?
空き家は個人の財産であり、所有者が自身の責任で解体することが基本となりますので、町で保全や解体など行うことはありません。まずは所有者に助言などを行い、管理不全な状態を解消するよう対応していきます。

Q5.国が土地を引き取ってくれると聞いたんだけど…
令和5年より「相続土地国庫帰属制度」がスタートしました。条件に当てはまる土地は、管理費を納付し、国の所有とすることができる制度です。ただし、建物がある土地は申請できませんので、まずは更地にする必要があります。詳細は法務省HP「相続土地国庫帰属制度について」をご覧ください。

■空き家の解体に対する町の補助金

■interview 空き家の解体を決断した方にお話を聞きました。
奥山雅生さん芳美さんご夫妻(酒田市)

▽空き家の悩み、元気なうちに解決できた
母親が亡くなり、西袋の実家が空き家になっていたので、どうしたら良いか役場の建設課へ相談に伺いました。リフォームして貸家や転売することも考えましたが、修理費用もかさむので兄弟で相談して解体することにしました。空き家の解体に補助制度があることは大変ありがたかったです。
屋根瓦が飛散したり、屋敷内の樹木が大きくなって周囲に迷惑をかけないかいつも気になって…。また、年々歳をとってきて、年に数回実家の掃除や管理をすることが大変になってきていたし、子どもたちに空き家の手続きを残したくないという思いが強くありました。
自分達が元気なうちに解体できて本当に良かったです。春に固定資産税の通知が届きましたが、今までと同等の金額だったこともホッとしています。

■町の相談窓口

▽空き家相談(無料)を開催します
日時:8/12(土)13:00~16:00
場所:役場B棟
内容:空き家の利活用や解体などの相談
参加費:無料
申込期限:8/9(水)
その他:登記簿や固定資産税課税証明書をお持ちいただくとより具体的な相談ができます。
問合せ・申込み:建設課都市計画係
【電話】0234-42-0860

建設課では令和6年度に空き家の実態を把握するための調査を予定しています。各自治会より寄せられた情報をもとに、調査員が実際に現地に行き、空き家の数や状態を確認します。調査で得た情報は、今後の空き家の適正管理などに利用します。美しい町の景観を後世に残すことは、今を生きる私たちの使命です。次の世代に「負」動産を残さないために、自分の家や親の家の将来について考えておきましょう。

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