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【文化財・歴史 アラカルト】第15回東山焼コレクション/市指定民俗文化財

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山形県新庄市

~新庄開府400年(2025年)に向け、文化財・歴史アラカルト新庄の貴重な文化財(たから)を巡るシリーズ~

越後の陶工・涌井弥兵衛氏は、1841(天保12)年に戸沢藩の瓦師として召し抱えられました。その後、今日に至るまでの七代に渡って営まれている、伝統のある焼物が新庄東山焼です。
焼き上がりが青味がかった独特な色となる釉薬(ゆうやく)が特徴であり、昭和初期には民芸運動の創始者・柳宗悦(やなぎむねよし)の著書の中で「土鍋としては日本中で最も美しいものではないでしょうか」と記されるほど注目されました。
現在は、初代弥兵衛から三代弥瓶までの作品が文化財に指定されています。また、七代目の涌井大介氏は、県内のこけし工房やガラス工房と作品を共同開発しています。伝統を守りつつ、現代風にアレンジを加えるなど、その作品は独自の進化を遂げています。

問合せ:歴史センター
【電話】22-2188

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