市長コラム

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◆新工業用地整備に着手　カーボンニュートラルの産業集積を目指して

新庄中核工業団地の区画が今年に入り完売したことは、広報しんじょう6月号でもお伝えしたところです。私が市長に就任した当時は、19区画が未分譲地でしたが、条件を緩和して誘致を行い、ようやく完売となりました。これまでの国への高規格道路整備の要望や、雪に強いまちづくりを推進してきた成果の一つであると思います。現在は、さらなる企業誘致と、多様な雇用機会の創出を図るため、新たな工業用地の整備に着手しています。
6月末に、横根山工業団地にある(株)京浜ケミトックスの親会社の代表取締役が、「追尾型の太陽光発電パネル」の寄付と設置の打ち合わせにお越しくださいました。その際「新たに造成する工業用地には、再生可能エネルギーなどの将来性が期待される、カーボンニュートラル関連の企業の誘致を目指したい」とお伝えしたところ「国は、将来のエネルギーとして水素を重要視している。会社としても大変興味があるので、新工業用地が分譲されたらぜひ購入したい。また、関連企業にも紹介する」との返答をいただきました。
最先端企業を誘致し、市民生活を支えるための雇用の拡大を行い、若者のふるさと回帰を目指してまいります。
(山尾順紀)