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防災 高めよう自助の力

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山形県金山町

■第22回 気象情報ツール「キキクル」を活用して、災害時に適切な行動をとりましょう!
台風などにより大雨や洪水の危険が高まる9月。皆さんはどのように災害の危険度を判断し、行動していますか?今回は、主に大雨・洪水時の危険度や避難の判断基準となる情報ツール「キキクル」について紹介します。

○キキクルとは
キキクルは、自主的な避難の判断に活用できるよう、気象庁ホームページで公開されており、インターネットに接続できる環境があれば誰でも閲覧することが可能です。キキクルでは、土砂災害、浸水害、洪水の危険度分布をそれぞれ公開しており、雨による災害の危険度を5段階で色分けして地図上にリアルタイム表示しています。
色分けは、「災害切迫」が黒色、「危険」が紫色、「警戒」が赤色、「注意」が黄色、「今後の情報等に留意」が無色の5段階です。また、テレビの気象情報コーナーや、各社が提供するスマホアプリの「危険度通知」にも使われている情報です。

○キキクル・気象情報・避難情報は密接な関係にある
皆さんがよく耳にする「大雨警報」や「土砂災害警戒情報」などの気象情報は、気象庁(山形県は山形地方気象台)が発表します。キキクルの情報元も気象庁ですから、キキクルの色(危険度)と気象情報は連動することがほとんどです。
また、市町村が発表する「高齢者等避難」や「避難指示」も、気象情報を一つの目安としていますので、これらは相互に関係性があるといえます。
※必ずしも市町村がキキクルや気象情報と合致する避難情報を出すとは限りません。(地域の土地的特性やそれまでの降雨等の状況により、発表が前後することがあります。)

○キキクルを活用して災害に備えましょう!
キキクルでは、同じ市町村内でも色が異なる場合があり、より危険な範囲を特定することができます。また、お住いの地域の土砂災害警戒区域や、洪水浸水想定区域などのハザードマップが確認できるため、市町村の危険箇所もすぐに確認することが可能です。
大雨や台風の時に、自分の地域がどの程度危険なのか、どんな行動をすべきなのかを判断する重要な情報になりますので、ぜひキキクルにアクセスして災害に備えましょう。

「キキクル」はこちらのQRコード(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)からご確認いただけます

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